2004/10/6 しもきた空間リバティ「絹6」
高野ガラス店主人45歳
ENBUゼミ選抜、少々老けた高校生だったけど、
1幕物コントとして楽しみましたよ。
ふたりの公約がエスカレートしていくところ、
もっともっと凄い公約を言い合って欲しかったです。
メロンパンも、もっと意味深に出したらどうですか?
でもいやらしくなったりし過ぎちゃうかなぁ。
あれが飛び道具ですからねぇ。
もう少し光を当てても良いのではないかと・・・
そしたら僕も手下になるけど。
リベラルな子、賄賂をまたポッケに入れるとこがチャーミング。
オチは綺麗に決まりましたね。
ユリオカ超特Qは、自分が飛び道具なんだもんなぁ。
だからあのネタが出来るんでしょうねぇ。
講演会という設定ですけど、
何か「面白い小ネタ」の積み重ねに見えちゃう。
どこかで講演する先生が壊れていく姿が見たいんです。
「えっ、何の話だったんだっけ?」って考えてしまうような、
そういう展開が見たい。
小さなことだけど、持っているノートも、
もっと先生が持つような感じが良いなぁ・・・
THE GEESE、ヘンテコな人に悩むコンビニの人、良いなぁ。
み〜んなヘンですもんね。
あの北斗の拳のケンシロウみたいな顔した人、
あの人が半ズボンはいた姿を想像してみました。
ただそれぞれが自分の性格を口に出しちゃダメだと思います。
「私は自分を卑下してしまう」とか、「褒めちゃう」とか、
言わなくても分かりますよ。
それを言っちゃったら、
自分の性格を自分が分かってるってことでしょ。
分かってない方が面白いんじゃないかなぁ。
あと、一番最初の短い話は、無くても良いかなぁ。
そうそう、ここでホントの飛び道具が出てましたね。
ヨージ(モテたい部)にはやられました。
あの薄い胸板に、ランニングが似合うんだな。
で作業ズボンにキャップに青い手拭いでしょ。
それでいきなり「小学生の女の子」ですからねぇ。
表現している世界が、どうにも昭和です。
短い話を重ねているけど、ちゃんと繋がっているでしょ。
普通のようでシュール、オチも独特です。
不思議な人ですねぇ、年齢不詳だし。
目の前にいたら、僕はきっと敬語を使ってしまうと思います。
けど作業ズボンに鎖が付いていましたねぇ。
あれって何?
あれが飛び道具だったら、凄いけど。
本間しげるさんはゲストですからね。
すわ親治さんもそうだけど、
あんなに「間」が自在に扱えたら楽しいだろうなって思います。
黙っている、しかも妙な仕草も顔もしない。
それでも伝わるものがあるんですね。
本間さんは、それまで普通だと思っていた人が、
「えっ!」って人に変わっちゃう瞬間を見せてくれますよね。
喩えが果てしなく妙なおばさん。
しかも勝手に盛り上がったり盛り下がったり、
でも自分じゃ変だと思っていないんでしょうね。
だから良いんだ。
すわさんの顔を見ているだけで、ホッとします。
笑顔も良いしね。
でもよく考えると話の内容は凄いです。
息子に憎まれても仕方のない人生を送っている親父。
でも笑ってる・・・
殺されるより老人ホームかな?
でもどうなんだろう、真意は・・・
謎の笑顔です。
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