05/06/1.2. しもきた空間リバティ「絹9」
橋本祐志
4日の永さんのラジオ聞きました。
「ネコマジ」面白いですね。あと、「伊東に行くならハトヤ」も。
中村まり子さんの、笑わせようとしていないが面白い、というお話、肯きました。
僕も中村さんはとても面白かった。
「絹9」2日目に出た、「だるま食堂」さんと比べてみると、違いがはっきりしますね。
だるまさんもとても面白かったが、演じ方が全く違いますよね。
だるまさんは、人の行動のパターンを演じています。
後ろから首を締めようとするところなど典型的なのですが、いかにもありそうな顔つき、体の動きです。
観客に、首締めの行動だけを見せている。
演じ手が誰であるかは関係なく、また、誰が演じても意味だけはわかるような演技です。
それはコントの主流だと思います。
でも、中村さんは違いますね。
パターンを演じているのではない。
最初は、どうなるのだろう、これはお笑いなのか、と少々戸惑いました。
あの人物は中村さんにしかできない演技ですよね。
別の人が演じれば、まったく別物になるでしょう。
そこが他のコントにはない面白さでした。
あの難しい台本を見事に演じていて、感動し、かつ大笑いしました。
勿論、「だるま食堂」さんの安心して大笑いできるコントも大好きです。
「明日図鑑」さんも2日目は抜群に良くなりましたね。
男性達に正面を向かせたのは大成功でした。
ただ、中村さんの演技をみてしまうと、役者としての力量の差が明らかに感じられました。
でも、面白かった。
2日目では、「だるま食堂」さん、「ヨージ」さんに次いで、面白かったと思います。
「ヨージ」さんは、僕の中では別格です。
舞台に出てきただけで笑ってしまいます。
2日目の舞台挨拶でバルタン星人のフィギアを出した時に、
観客に受けないので、「あれっ」という表情をしていましたが、
受けないのが本当に意外そうな感じで、
地も面白い人なのかも、と思いました。
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