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05/03/09 しもきた空間リバティ「絹8」
高野ガラス店主人
・ENBUゼミ
もうねぇ、あのだらしない兄ちゃんを励ます妹役の人しか、
僕の目には入らないんですよぉ。
何処が良いんだろう? 目かなぁ・・・
とにかく舞台を弾ませる人ですよね。
あの人に与えられている台詞も良いな。
どっちみち僕はファンなんで、冷静な感想は言えませんけど。
・THE GEESE&第三期コントサンプル
シチュエーションや登場人物のキャラクターもさることながら、
言葉の反復や、応酬のタイミングが楽しかったです。
分かった振りして、実は何も分かってないんじゃないかとか、
ホントはあの教え子が大嫌いなんだろうとか、
つい腹を探ってみたりしました。
・ヨージ(モテたい部)
画期的な設定ですけど、
若干策に溺れた気がしないでもないなぁ。
後半の映画の予告編部分は、妙に普通な感じがしました。
この人は、あんなに活発に動いちゃダメですよ。
ぼそ〜っと出てきて、ぼそ〜っと喋って、
「あれ、なんだぁ?」ってお客さんが戸惑っているうちにおしまい。
僕が好きなのは、そういう部分です。
・すわ親治
やられました。
考え抜かれたたくさんの台詞や、
エキセントリックな所作をしなくても、
たった一言、たったひとつの動作で全てが伝わるんですね。
でもそれに終始せず、バーボン吐き出して笑いを取る。
その笑いの種類の落差を軽々と両立させちゃうんです。
・村岡希美・廣川三憲(ナイロン100℃)
手練れです。
次のネタを予感させつつ、
それをすこ〜し捻って展開させる。
変な人に段々ペースを乱されていく普通の人。
先生はいかにも実直な苦労人って感じで、
お母さんは平気で一線を越えてしまう謎の人です。
子供に会いたいなぁ・・・
・高山広
「話したか教室」は凄いですねぇ。
あのインチキ言葉は最高です。
テル新井(こんな漢字?)さんも素敵!
歯ブラシの人生遍歴はパワフルでしたよ。
久し振りで、激しい体技の笑いを見ました。
身体を切れ良く動かすことは、とっても大切だと思います。
ただ面白いことを言えばいい、変な動きをすればいい、
そんな風潮を蹴散らすような舞台でした。
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何か揃ってきた感じがしますね。
みんな面白いですもん。
でも「こうすりゃ受ける」って道を選ばないで、
いつもはみ出して欲しいって気もします。
安全パイを選ばずに、
「え〜い、やっちゃえ〜〜!」って心意気も見たいです。
いけいけキヌキュー!!
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