4/27 紀伊國屋ホール「寄席山藤亭 談志系宇宙」
三谷潤一
テツ&トモを生で初めて観た。
売れてるオーラってあるもんだな、と感心。
家元を囲んで、という座談会。
ファンというものは本人の前だと話すことなんてないもので、ただ同じ空気を吸ってるだけでうれしい。
そんな感じが舞台上から醸し出されていた。
以前、新文芸坐で森繁さんについて語ってた家元はエピソードを交えながら褒め讚えていた。
それはひとつの芸になっていた。
褒めるのもけなすのも上手い。
もし、あの場にもうひとりの家元がいて、立川談志について語っていたら、また違った展開になっていたんだろうな、と無いものねだり。
吉川さんと高田さんとの内緒話が面白かったんじゃないかと気になってしまった。
「堪忍袋」心地良かった。
もっとたっぷり聴かせる噺を、と期待高まる客席をいなすかのよう。
最後に客席参加のおたのしみ。
だけど声なんか出せません。
ファンというものはそういうもんじゃないのかな?
それとも、まだ信者としての心得が成っちゃいないのか。
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