7/10有楽町朝日ホール「朝日名人会」
三谷潤一
暑い日でした。
午前中、仕事だったので、昼食後ネクタイ締めたまま会場へ。
小たま 「平林」
三三 「かぼちゃ屋」
三語楼 「意地くらべ」
雲助 「中村仲蔵」
仲入り
こぶ平 「ぞろぞろ」
小三治 「船徳」
不覚でした。
自覚はなくても疲れてるんですね、仲蔵のとき睡魔に負けました。
随分印象が違うなぁ、涙腺に来ちゃう噺だったような気がするけどな、と
思っているうちに目蓋に来ちゃった。雲助師匠ごめんなさい。
仲入りで気を取り直して「ぞろぞろ」
こういう方がいいな、こぶ平は。
人情噺は、はらはらしちゃうから。
そうもいかない事情もおありなんでしょうが。
「船徳」熱演でした。
いつもよりお元気そうに見えましたし。
若旦那の徳さんが必死なんだけどどうにもならない感じ、
乗り合わせた客の不運が笑いを次々と生んで。
なんでこんな面白い噺もっと他で演らないんだろ?
「文楽の存在の大きさじゃない?」とご一緒した先生。
たい平や昇太でしか聴いてないのはそういうことか。
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