2004/9/21 銀座ガスホール
「立川談笑真打ちトライアル第3回」
加藤隆也
立川談笑 「金明竹」
春風亭昇太 「人生が二度あれば」
中入り
立川談志 「二人旅(仮)」
立川談笑 「らくだ」
前半は談志師匠が楽屋にまだ入っていないとのコトで、談笑いきなり「パラリンピック」を枕に「タブーに挑戦」(笑)。
いや、お見事。話しは御馴染みの与太郎モノだが「骨董屋加賀屋佐吉の使い」が東北弁なんだなぁ。爆笑です。
昇太は新作で通常営業。
談志師匠がまだいないとの読みで「枕」でいじっていましたが、見られていなかったのかなぁ。
中入り後の談志師匠。実は師匠の高座を観るのは初めてだったんです。
「舟旅の噺」と言うことで「講談の演歌チャンチャカチャン」をやっていましたな。
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で、師匠ったら昇太の真似して座布団に寝転がっていました。
お茶目だぁ。
毛嫌いせずにもっと早くに観ておけば良かったと反省しましたよ。スミマセンノ。
トリは談笑の「らくだ」。
ドスの効いた兄貴分の悪そうな雰囲気は談笑の得意技。
くず屋が酔っ払って一転して凄みを効かせるのもお手の物。
ただ、さげが違う。談笑独自のものだろう。ダークでブラックなどんでん返しで締め括った。
ずしっとした恐さが良かった。
噺が佳境に入った時に客席から大鼾が聞こえて、談笑すかさず「アタシは鼾が気になってノ」とアドリブをかまし客を沸かせて「鼾退治」していました。
どうせ寝るなら談志師匠の前でやって欲しいもんです。
次の真打トライアルは10月19日(火)に銀座ガスホールで「堀の内」「抜け雀」。
ゲストは立川談志、春風亭小朝。
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