06/12/26紀伊國屋ホール「笑いの人間交差点」
かわむこう
・紫文さん
鶴八鶴次郎で粋な世界を味合わせてくれると思いきや、悪戯っぽく”鶴嘴鶴次郎”のオチ・・・この落差よかったです。
此処で止めれば格好良かったかも、ところがどっこい遊び心疼いたのか、おまけには大岡越前・・・紫文ワールドを堪能しました。
・山本光洋さん
風船の美女とのパントマイム洒落ているし。
操り人形のチャリー山本のパントマイムは楽しいし、3月のシアターXが,待ちどうしいです。
・前田隣さん
長い芸歴で磨かれてきたものが感じられた。楽しく、すばらしい話芸で、絶妙の間や言葉におもわず笑ってしまいました。
”エノケン”はソックリで楽しいし、期待以上で嬉しくなりました。
師匠のエノケンの義足まで笑いにしてしまう”隣さん”最高でした。
・なぎら健壱さん
”なべちゃんたらぎっちょんちょんでパイのパイ”、子供の頃歌っていました。
大正期の歌だったとは、懐かしくおもわず口ずさみました。
・栗コーダーカルテット
牧歌的な世界にいざなわれ、寛ぎの時間を味わいました。
新しい引出しを、開けたのですね。
グリーンスリーブス:目を閉じると海辺の草原が見え、吹く風が感じられました。
いつにも増してシャッフルされ,最高の組合せのショウを、堪能せて頂きありがとうございました。
P.S.書かずにいられない絹13(12/13)
・中村まり子さん
素晴しかったです。
暗転ごとに流れる曲により時代背景が浮かびあがり、電話での母親とのなにげない会話で、娘の様々な生活を次々にイメージさせる”中村まり子さん”は,凄い人でした。
”永さんの脚本”(音楽により時代の流れをあらわし、中村まり子さんにより人生の瞬間をあらわす)は、凄いと思います。
又、小劇場で演じた事により、演者が発する「気」のようなものが、劇場を包み込んで臨場感を増していたと考えます。
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