06/10/27 名古屋大須演芸場
ダメじゃん小出ソロライブ「大須ナイト」
京浜猫
私の最初で最後の「名古屋ひとり旅」を報告させて下さい。
地下鉄の階段を上がると大須観音の境内を御堂の明かりが照らしています。
エプロン姿のオバちゃんがお賽銭をあげて、足早に立ち去って行きました。
観音通商店街から左に曲がると昭和の時代の演芸場。
赤い提灯の下がった客席は2階の桟敷席まで満席です。
蛇味線を抱えた比嘉照男(これでいいのかな?)登場。
その後、「おじいさんと一緒」のおじいさん。
ブルーシート生活のモリゾーとキッコロ。
臓器労働組合の胃委員長。
小学校の勧誘員(それも朝日)。
ニュースキャスター。
キムパク先生。
(洩れてるかな? もう思い出せない)
などの負け組及び偏った人格のキャラクターを見事に演じわけていきます。
客席からも「良く考えてるね」と感心の声。
とにかく客席の雰囲気が熱い。
まさにドッという感じで笑う。
おいおい前夜、中日ドラゴンズが日本シリーズで負けたうっぷんを晴らしているのか名古屋人!なんていうよりダメじゃん先生の実力が絶好調に突入した?
とにかく今まで見た中で一番面白かった。
カンだ時もうまく笑いに転換してしまうし、自信に溢れてる人の顔は本当にピカピカしてました。
最後はなんとアンコールの拍手…。
亀井静香になって再登場です。
私は不登校だったくせに、今頃になってホワイトボードに描きながらの地理の授業が大好きです。
こうして大須の夜は初めて食べた「味噌煮こみうどん」と共に熱にうかされ更けてゆきました。
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