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2005/8/26 新宿末広亭「ロケット団定例集会其の六」
三谷潤一

過ぎし夏を惜しみつつ。おぼろげな記憶をたどりつつ。
金曜の夜9時過ぎ、新宿末広亭の前に連なる列の長さに驚く。
2月の「定例集会3」以来2度目。そのときはゲストの藤山新太郎さんの江戸奇術目当てに、スペースゼロのAGAPE storeからハシゴした。
江戸奇術も素晴らしかったけれど、ロケット団も面白かった。
でも、途中から入ったせいか、そんなに混んでいる印象はなかった。
人気が上がってきてるのかな、と思うと喜ばしい。
  ロケット団    挨拶
  青木チャンス   漫談
  おぼん☆こぼん  漫才
  ロケット団    漫才
チャンスさん初めて観ました。ベテランだからこそ空気が読めちゃうんですね、きっと。
先回りして試行錯誤して、そういう芸風なのか本当に悩んでいるのか見分けがつかない。
おぼん☆こぼんのお二人は、その昔みのもんた氏と焼肉を食べたときの話。
プロ野球ニュースに出ているときに我々だけにわかる何かをやってくれ、と頼んだそう。
結局、「焼肉」という言葉を翌日の放送中に言って貰う約束をした。放送当日、わくわくしながらプロ野球ニュースを見ていた。でも、なかなか「焼肉」と言わない。とうとうエンディング。
「さて、みなさん今夜の晩ご飯は何でしたか。私は焼肉でした。ではおやすみなさい。」
これは嬉しかった。やったー。みのさん、「焼肉」って言ってくれた…という話。
で、「明日の24時間テレビに夜中出るから、そこで何かしよか」と客席に呼び掛け、「じゃあ、鼻や耳たぶをつまみながら『ロケット』って言うわ」と宣言。
見る習慣はないけれど、今年は録画しましたよ。おぼんさんがインタビューに答えてすぐに「ロケット」って2回言ってました。テレビって、こういう楽しみ方があるのかあ。
さて、お目当てのロケット団。
漫才をやっている最中に、おぼんさんは客席の一番後ろで舞台に向かってお尻を出していたそう。
それを見つけたボケ役の三浦昌朗が笑いを堪えるのに必死だった、といえば相方の倉本剛は「全然気がつかなかった」と実に対照的。
漫才はちょっと後半息切れ気味でしたが、時事ネタが冴えていて笑わせて貰いました。
テンポの良さや切れ味にツービートの匂いを感じるなあ、と思っていたら、終演後に流れていたのがビートたけしの「浅草キッド」。
きっと「たけしのオールナイトニッポン」にかじりついていた世代なんでしょう。
チャンスさんをゲストに呼んでいるのもたけしさんと浅草で同期だったからなのかもしれません。
そんなにきつい毒とも思わないけれど、規制の多い今のテレビでは出しにくいのか、当人たちが敢えて背を向けているのかはわかりませんが、ブラウン管で見かける若手の漫才と比べて、面白さでは決して負けていないように思います。
腐らず、活躍して欲しいコンビです。

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