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2004/10/24 恵比寿ザ・ガーデンルーム
第12回YEBISU亭「恵比寿ガーデンプレイス10周年記念版」
加藤隆也
柳家 喬太郎 「人妻販売員」
「トークショー」
中入り
パペットマペット「コント」
春風亭 昇太 「人生が二度あれば」
恵比寿ガーデンプレイスができて10周年と聞いて驚いた。そんなに経っていたのか。その割にワタシはつくづくここに縁が無い。片手で数えられるほどしか来ていない。なんとなく違和感がある。ま、それはいいとして「YEBISU亭」です。
チケットに整理番号が打たれていないと言うことは「早いもの順」と言うことだ。
15時開場のところ、早めに13時40分に着いたらもう3人並んでいた。大したものだ。芸人の入りより前に並んでいるのだから。パペットマペットらしき人物を目撃(笑)。
出演者は、春風亭昇太、柳家喬太郎。ゲストはパペットマペット。
15時に開場したらあっと言う間に満席になった。
200人以上はいたのでは無いだろうか。大したもんです。「エビスビール・黒」を飲みながら開演を待つ。
16時過ぎに開演。ステージには「ウシの着ぐるみ」姿の柳家喬太郎、「カエルの着ぐるみ」姿の春風亭昇太が登場。
喬太郎が「今日ほど情けない姿は無い」と言えば、「もう、最高だね♪」と昇太。
ひとしきり「着ぐるみ談義」の後、先に高座に上る喬太郎が着替えに戻り、昇太一人に。
うれしそうに5分ほどしゃべり。
「やっぱり着ぐるみは暑い」と昇太が下がって、喬太郎の登場です。
喬太郎は高座に上ってもいつもと勝手が違うらしく、妙に枕が長い。
SWAのツアーの話から、名古屋から空路で沖縄に仕事で行き、翌日ぶらぶらして帰りの飛行機に乗っていたら空中で23日の地震に遭遇。
羽田空港が閉鎖のため成田に着いて呆然。しかし燃料を積んでそのまま羽田に飛んでくれて珍しくてラッキーだった、などと話しているうちにやっと本編「人妻販売員」。
喬太郎のえげつない大阪弁は笑えた。しかし、やはり時間配分を間違えたらしく、噺の途中で「予定時間を超えました。もうヤケだ」と続行宣言。結果20分超過。初めて聞く噺でしたが面白かったです。
喬太郎サゲはきれいにおさめて、引き続きトークショーに突入。
女性司会者を入れて昇太の趣味「プロレスのマスク集め」について語らせる。
なんでもFMの番組で放送するらしい。
その後黒装束の「パペットマペット」がトークショーにゲスト参加。
背が高いんですよ、この人。
なんだか黒ミサの司祭みたいで(笑)。
ゲストの「ウシくん」「カエルくん」を中心に話が弾む。
パペットマペットは1998年11月3日生まれだそうで、オフはもっぱらグタッと死んだように眠っているそうです(笑)。
「中入り」をはさんで「パペットマペット」のコントショー。
なんと「ウシくん」に変わって新キャラクター「ブタくん」が登場。
小ネタの積み重ねだが、テレビで見ているよりも面白かった。
最後に大どんでん返しが…。
リクエストにもたくさん答えて持ち時間を終了。
トリは春風亭昇太。
土浦の花火大会の中継に「花火博士」として出演した番組が地上波デジタル放送だったのだが、どうして茨城県がこんなに早い時期に地上波デジタル放送に対応したのか…。その謎に鋭くメスを入れる枕が素晴らしかった(笑)。
後は北関東の悪口で盛り上げて、本編「人生が二度あれば」。
この企画、喬太郎、昇太と言う今をときめく若手大物に、ユニークな人気者パペットマペットの組み合わせと言うありそうで、実はなかなかない組み合わせが良かった。
延々と長時間並ばされたことを除けば好企画です。
次回が楽しみ。
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