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2004/10/17 サザンシアター
「笑志のかなりEスペシャル いよいよ」
真打挑戦公開LIVE
国分寺市 タッキー
--開演前--
「買い物ブキ」等老年の者には懐かしく若者にとっては新しい?歌に聞き惚れている間に@ゆう間に幕が開く。
-スライド--
相変わらず人を食ったような画像でした。
上手に客の緊張感を溶かすのに効果があったがハート・マークが出てきたので「第一勧銀」がスポンサーと勘違いする。
が、冷静に考えれば「真打昇進」を賭けたドキドキ感を表していた事がわかった。
--旅の便り?(JR九州)--
江戸時代のヤジ&キタ道中のような気がせぬでもない。
或いはアボット&コステロかなぁと思う。
しかし志の輔・笑志さんは完全に笑志さんの祖父が建てた旅館の仲居さんに食われてしまう。
ほたるいかの説明面白し。ほたるいかの産地を「海で穫れた」と言った仲居さん。
志の輔さんが「富山湾でしょう?」と突っ込むと笑って許してふうに逃れる有様が面白い。
(中居さんの名前はヨシオカさんである。天然ボケか、人工ボケかわからないが、素人が玄人を食う時代になった事は間違いなし。玄人の真価が問われるご時世に対応するには「技」に磨きをかける他なし。)
笑志参上。
-「悋気の独楽」--
旦那のお供をして妾宅に行く。
泊まるか否か独楽で占う。
旦那・お妾・女房の独楽を回した場面が昔のままであったが細部は現代風にアレンジした腕は達者であるが悋気の悋を説明するときヘンを「小」言った事に仰天する。本来は「心」を省略したことを学んで欲しい。(落語は言葉の泉ですから)
・・・「いよいよ」師匠お出まし。
出囃子が「あの町この町」を期待するも異なり残念無念。
弟子に気を遣ったのか無難な小噺で弟子に高座を譲った模様。
(笑志さんの真打昇進を心に決めたか?)
--談志「子ほめ?」--
何のことはない。色々アンコを入れているが子ほめである事は間違いなし。
貨幣単位に「二分」がある事を若い人は知らないのではと心配する。
貨幣の数え方も十進法でないのであるが若い人は知らないので良しとしよう(ただし小生の横に座った年寄りもパアトナーに二分×五倍が一両に当たると教えていた。それぞれに・・思うのはカラスの勝手でしょう。重箱の隅をほじくる必要なし。俺が悪かったと反省しきり)
-- 中入り--
僅か十分では何もで出来ず深呼吸をするのみ。
--真打候補登場--
笑志に歌舞伎・左団次さんのVTRのを上映す。激励しているのか、よくわからなかった摩訶不思議の世界だった。
笑志、踊り・小唄・都々逸を踊りを披露す。
いましばし小唄・端唄そして都々逸を訓練 して頂きたく思う。低音の魅力はフランク永井に譲るべし。
--師匠と弟子--
対談ではない。もっぱら師匠の小言・提案をするのみである。
恐らく裏返しの弟子に対する期待と愛情を示した事と善意に解釈する。
笑志、舞台の袖に入消える。再び出るまでの間は褒めまくると同時に客に愛顧してくれるよう・・・またまた笑志舞台へ。
大拍手の中に無事閉幕。うれしいよ〜。
*小生の大結論。やがて短期間で「真打になる」。
しかし「急がば回れ」の俚諺あり。ユメ・ユメ油断なきように願うのみ也。サンQ。
心配な事。立川流上納金未納が無きようタノンマスヨ。
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