07/3/31.土夜の部「清水宏のサタデーナイトライブ19
〜やる気吹雪のお通りでえ!!〜」
高野ガラス店主人
某日、六本木で繰り広げられた『カラフルロスタイムショー』で、
ほぼ完璧にアウエーの人々に、
戸惑いと爆笑と狂乱の10数分間、
「やる気まんまん爆弾」を無差別に落とし続け、
偶然居合わせた音楽界の重鎮・細野晴臣さんに、
コメディ的大ショックを与えた清水宏。
その興奮が延々持続する中、
ソロライブとあっては行かずばなるまい、
時折小雨振る土曜日の下北沢ザ・スズナリへと向かいましたよ。
ステージには高座と座布団、
へっぽこな顎髭に黄色い着流し姿の、
三遊亭ハッサン師匠の登場です。
怪しい身なりに相応しい怪しい言葉遣いで、
いきなりぬけぬけと「三題噺をします」だって!
その場で貰ったお題が、
下北沢、ホーミー(モンゴル独特の発声法)、キムタク。
さぁ、問答無用の落語スタート。
だって「あぁ、あそこに立っている人、
キムタクだったらいいなぁ」ですよ。
ルールもへったくれもありません。
インチキな日本語と異様な表情で、
筋も上下も知ったことか。
「ここはどこ? 東北沢?
え〜い、東を下に書き換えちゃえ!」
やる気まんまん全開ですもん。
そして感動と爆笑のスポーツチャレンジレポート。
何とフィギュアスケートのバッジテストを受けるんですよ。
スケート靴を履いたことすらないのに。
身振り手振りも激しく、
口角泡を飛ばし、
高田馬場のスケートリンクでの練習風景、
そして東大和の試験会場の抱腹絶倒振り、
思い切り攻撃的な本人と、
その愚かしい四十男を客観視する目が、
秒単位で入れ替わり立ち替わり、
更にそこに教官や試験官等も登場して、
阿鼻叫喚のトークをぶちかまします。
そして一通りのリポートが終わった後、
何とその一部始終のビデオが上映されました。
ロッキーのテーマと共に。
これはねぇ、
はっきり言って感動しました。
何でここまでするんだ?
どうしちゃったんだ?
清水宏はどこへ行くんだ?
涙が出るほど笑い転げたんですけど、
違う涙も出そうになりました。
まだまだ続きますよ。
オラオラオラ〜〜、
ヒャッホ〜〜〜、
後は言いませんよ、
見なかった人が後悔すればいいんだもん。
後悔したくない人は、
8月8日に日比谷公園野外音楽堂へ!
遂に清水宏が日比谷野音で単独ライブを決行するんです。
普通の日だよなぁ、どうしようって思ってたのに、
「みんな、5枚ずつ買え!」っていう声につられ、
気が付いたらチケットを買っていました。
何にも収まらない、
何の形も求めない、
どうなっていくのか誰も分からない。
清水宏の明日は、
清水宏にも分からない・・・に違いないです。
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