07/3/1 大阪TORII HALL
第152回トリイ寄席「笑福亭福笑奮闘会」
未満
桂 佐ん吉「狸の賽」
笑福亭たま「Myselves」 (作:たまよね)
笑福亭福笑「江戸荒物」
―― 中入り ――
露の都 「都噺」
笑福亭福笑「浪曲やくざ」 (作:福笑)
ギリギリ開演に滑り込み。最前列左端の補助椅子に。
満員、いつも福笑師の会は客席が濃いというか、熱いというか、独特の熱気を感じる。この日も。
ほぼ真横からの厳しい角度、なので、もはや膝隠し(けん台)が膝隠しじゃない。
楽屋の方から舞台を伺う他の噺家さんたちの姿も入れ替わりちらちら目に入る。
たまの噺、おもしろーと思ったらこれが「Myselves」なのね。
何だかたまちゃんっぽい。新作あまり聴けてないけど「乳もみ家〜(作品名:TSUTAYA)」なんかよりずっといい。
若いニートの男の前に、30代、40代・・と、未来の自分が順に現れるという、シュールでSFチックなのにほろりともさせる噺。
福笑師「江戸荒物」
「しばちにしがねぇから、しをもっちきな!」
店の主人とおかみさんのやりとり、これでもかと繰り返す。
最後の方、声がかすれてほとんど出てないのに、気迫変わらず。
福笑魂ここにあり。
中入り
「都噺」
友人の「都さん、いい着物着てはる」と言ってたのを思いだし、席も間近なのでじっくり観察。素晴らしかったです。
落語でなく、おばちゃんの視点での日々の出来事話を楽しく。
トリ、福笑師 浪曲好きのヤクザが歌いまくる「浪曲やくざ」。
楽しい気分で終了。
2月10日に、 天満天神繁昌亭で、超満員の「笑福亭福笑一門会」があったそうです。
お弟子さんは、たまさん一人なのに、なぜに一門会!?と、話題に。
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