両国シアターX「山本光洋・かかしになるために」
国立劇場 劇団若獅子「国定忠治」
ダメじゃん小出 其の六 ジャグリング?とブラックトークの夕べ
長野県北野文芸座「昇太・たい平二人会」
東京芸術劇場小ホール「白鳥大全集」
「清水宏のサタデーナイトライブ19
〜やる気吹雪のお通りでえ!!〜」
恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルーム
「YEBISU亭」
清水宏のサタデーナイトライブ19 
〜やる気吹雪のお通りでえ!!〜
寒空はだか カラフルロスタイムショーVOL.3 
with ポカスカジャン&柳家喬太郎
Another Side Of 寒空はだか 
ソロ・ライブ in 武蔵小山
ダメじゃん小出の黒く塗れ!vol.2
深川いっぷく「ウクレレ・ブラザーズ ライブ」
アールズアートコート 「松元ヒロソロライブ」
寒空はだか カラフルロスタイムショーVOL.3
with ポカスカジャン&柳家喬太郎
「春風亭昇太オレスタイル」
文化講演会「上方落語のはなし」
トリイ寄席「笑福亭福笑奮闘会」
国立演芸場「それぞれの長屋の花見」
四谷須賀神社・大広間
講談のススメ 其の参 神田阿久鯉(あぐり)勉強会
「阿久鯉の慶安太平記を聴く会(十四)」
なかの芸能小劇場「新作無法地帯Vol.14」
07/3/14.水 しもきた空間リバティ「絹14」
3/14(入れ替え出演者のみ)
しもきた空間リバティ「絹14」
新宿末広亭 3月中席 
しもきた空間リバティ「絹14」
しもきた空間リバティ「絹14」
 

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07/3/14.水 しもきた空間リバティ「絹14」
3/14(入れ替え出演者のみ)
イイじゃん。
 
ヨージ
ひとり何役もして、結局自分はどれでもない。
生徒、先生、用務員さん、どれも詳しい説明がなくても
そのキャラクターがちゃんとイメージできてしまうのがヨージの技。
そのキャラクター同士のコミュニケーションも客観的に見せてくれます。
恐るべし、ヨージの世界!
 
しかし、今回は、もしかして観客の空気に負けた?と思わせるヨージの気。
しゃべり初めても動かない観客の空気に、
たまらず解説とか一人芝居とか入れたのかな、と思ってしまいました。
どーだったんだろう・・・あれもネタのひとつか?
はめられたのは観客の方なのか?
ソロライブとは違って少しびびってみえてしまいました。
「頑張って〜」とか言いそうになってしまいました。
絹の空気は結構恐い。
我が道ならぬ我が世界、知らず知らずに連れ込まれてしまう
猛進するヨージの異空間が味わえなかった気がします。
出し切れなかったのかな〜。ネタかな〜。
疑問が残る。。。
明日のネタ予告とかして、余裕なのかな〜?
個人的には「マンザイ」の歌とかみつこおばさんの話とか観たことあるけど、
絹二日目のヨージが観られなくて残念でした。
 
・山本光洋
1話のマイムはすごすぎて魅せられてしまって声も出ず、
ただただ拍手するしかありません。
2話は笑える。おなじみ(?)チャーリー山本!サイコーです。
笑ってるんだけど、「すごい」という声が聞こえてきます。
ほんとに、もう、すごいんです。
人間なのか、操り人形なのか、わからなくなってしまいます。
あの柔らかな筋肉、しなやかな関節、穏やかな表情。
最後にマジックで出てきた小チャーリー山本は大変良くできていました。
 
告知で「5月の・・・日にちが曖昧で・・・」っておっしゃっていたとき、
客席から言っていいものやら、悪いものやら。
喉まで出かかったのですが、おとなしくしていました。
 
・モロ師岡
サラリーマンを演じながら、スーパーでのちっちゃな出来事、
買い物客の心理、格闘、策略を暴露しています。
牛乳パックを奥からとるとか、タイムサービスを見計らって買い物するとか、
自分もそう!とわかる部分と、そうそう、そういう人いるよね〜!という部分が
非常にわかりやすく、なんと親近感が湧くことか。
そんなふうに見られていたら恥ずかしいな〜、と思うけど、
それが決して嫌味じゃないんだな。責められているわけでもない。
たかがスーパーの買い物と思うなかれ、みんなこうして工夫して、
知恵を使って、戦って、生きているのさ、というエールにも受け取れます。
部屋の中での扇風機くん(?)との会話もさみしすぎず、あったかい。
ドラマの裏話もお話ししてくださっておもしろかったです。
ひざ、お大事に。
 
・清水宏
びっくりしました。初清水宏でしたので。
えーーー!!って感じです。
いいんだか、何言ってるんだか、どうしたいんだか。
でも最後までそのテンションを維持し、叫び、笑顔で、汗かきまくっている清水さんに、私はまさに抱腹絶倒。
おかしくて、苦しくて、恐くて?、涙流して、汗かいてました。
笑いでダイエットできると確信しました。
ヒク人はヒクだろうな〜。

私も一歩間違えばヒイていたかもしれません。
でも多分、こーゆー部分、自分の中にもあるんです。
どーしよーもなく、高揚して、「ヒャッホーーー!!オ〜ラオラ〜!」みたいな。
そこをつつかれてしまった。
もちろん、それだけじゃなくて、清水さんにはもっと何かがある。
 
モロさんの「膝の水、リアルゴールド!」
山本さんの「チャーリー山本!」
前に出た方のネタで観客をつかんだネタをやっちゃうけど、ただのウケ狙いではなく、
そこに「敬意」が含まれているような。
そして、それを(自分の出番前なのに)観ていた余裕というか。
 
「客席明るくして!オレの顔を覚えて帰ってほしいんじゃない。
オレがお客さんの顔を覚えて帰りたいんだ。」
わけわかんない、洒落た言い回し。
 
名古屋版007も名古屋出身であるからこそあそこまで、みゃーみゃー言っちゃってよくて、細かい話ができて、それでいて、決してばかにしているのではない。
 
すべてが余裕からくる優しさなのか、優しさからくる余裕なのか・・・
終演後、階段で普通の人みたいにチラシを配っていて、
「よかったら来てください。」
とか言っているのも、(いい人だ〜)と思ってしまいました。
 
ここまで読み返してみたら、私はだいぶ贔屓目にみているようですね。
清水宏の世界にまた踏み込んでしまいそうです。
 
 ま〜、ほんとに絹は充実していて、申し訳ないくらいです。
私の小さな、しわの浅い?右脳がめいっぱいです。
ありがとうございます。
広めたい、VS 易々と教えられない、天使と悪魔が戦っています。

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