07/3/14.木 しもきた空間リバティ「絹14」
高野ガラス店
絹14,楽しかったです。
みな方向性は違うんですけど、
笑いや拍手の絶対量が整ってきましたね。
手練れの出演者ってことも大きいし、
見る側のムードがリラックスしたのかなと思います。
「どこで笑ったらいいんだ」
「終わったけど拍手していいの?」
っていうような、
場内の空気を探るような緊張感が和らいだんですかね。
トップバッターがヨージさんてのは初めてでした。
ん、何か変えたのかな、普通な方向に?
一瞬そう思ったけど杞憂でしたね。
ヨージ的に学校を崩壊させたんだ。
しかも愉快なやり逃げ。
僕等が戸惑うのを楽しんでいるような感じです。
サンブリアンの謎めいた教師と生徒のやり取りは、
完璧に揃っていることが前提のコントです。
何なんだ、マンマンって?
何だか分からないけど、
一糸乱れぬ大声だから笑っちゃう。
困っている生徒を見てまた笑う。
それもこれも稽古の賜ですねぇ。
山本光洋さんは、芸術品!
そういうと御本人は嫌がるかも知れないけど、
あの身体の動きを見ているだけで幸せになれます。
だってあの炎のマイムは、
マイムじゃなくてホントに炎でしたもん。
笑いに隠れがちだけど、
チャーリ山本の身のこなしは凄かった。
モロ諸岡さん演じるサラリーマンは、
気が小さいのにおっちょこちょいで、
人見知りなのに自意識だけは一人前で、
1人だと偉そうという手に負えない性格。
でもその小心振りが身につまされるんですね。
スーパーで捕まったことも扇風機に話しかけたこともないけど、
しみじみ分かるなぁ。
逆に清水宏さんは、
僕がなりたくてもなれない人です。
オラオラオラオラ〜、ヒャッホ〜!ってね、
大胆不敵で偉そうなのに、
変なところで腰が低くてですね、
強引に笑わされてるのか自然に笑っちゃってるのか、
そんな次元じゃない世界へ連れてってくれます。
デラデラセブンに会いたいし・・・
ナギプロパーティーのプレゼンする男に、
妙な共感を覚えましたねぇ。
言ってることはめちゃめちゃだけど、
言いたいことは分かる。
一生懸命考えたんだろうなぁ、
でもその考える方向がスットンキョウだけど。
でもきっといい人なんだと思います。
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