06/02/04 ニッポン放送イマジンスタジオ
「有楽町噺小屋Jr.立川志の吉&立川志ら乃」
ミツル
立川志ら乃 「時そば」
立川志の吉 「寿限無」
立川志の吉&立川志ら乃 ドッキング落語「火焔太鼓」
<仲入り>
立川志ら乃 「崇徳院」
立川志の吉 「紙入れ」
志ら乃が12月の「談春独演会」で一生懸命売っていたこの会のチケット。
「お客さんがどのくらい入るのかなぁ」と思って会場に入ると、ほぼ満員。
「ニッポン放送の会議室から椅子を借りてきて、追加席を作りました。」とは、志ら乃の弁。
ホントよかったねぇ。
多少緊張気味の志ら乃。
きのう西新宿の「カラオケ歌広場」にて、二人で「火焔太鼓」を稽古した話からスタート。
志の吉さんがフリードリンクのアイスココアのボタンを押すと、氷とホットココアが出てきてヤケドしたエピソードで笑わせる。
店を出ると、屋台のラーメン屋が出ていたという話から「時そば」へ。
まずーい蕎麦を食べて発した言葉「みょがい」。
笑いました。
続いて志の吉さん。
朝にアイスの「ピノ」を食べたら、星型のものが入っていたので、「今日はいい日」とのこと。
二人で二つ目に昇進した際、談志家元の前でメチャメチャな「黒田節」を踊っていたという志ら乃の話で笑う。
「寿限無」で学校の出席をとる場面や病院の薬局が出てくる思わぬ展開にセンスの良さを感じました。
そのまま暗転して「火焔太鼓」に。
志の吉さんの演るじんべえさんのおかみさんが可愛らしい。
志ら乃が侍になって、客席後方から登場して、選手交代。
じんべえさんが三百両を懐から出して、驚くおかみさんの顔にゲラゲラ。
最後は二人で、志ら乃がじんべえさん、志の吉がおかみさんになり、丁々発止。
予想以上に面白かったぁ。
仲入り後、「崇徳院」。
きのう雀三郎さんのを聞いて、朝に志ん朝のを聞いていたので、聞き比べに。
「志ん朝の面白さの域かも」と思った矢先、「その人は、パンツはいてますか?」というクスグリに爆笑。
ラストは、志の吉さん。
新幹線の「ぴちゃ」おじさん、愛知万博の観覧車、こういう日常の些細な話が上手いのは師匠譲りかなぁ。
「紙入れ」の登場人物が生き生きとしていること。
(でも「みんなで言ってみましょう!、『間男』」は、はずかしいから、もうやめてね。)
終演のあと、二人がお客さんをお見送り。
二人にサインももらって、ホント楽しい夜でした。
top |