06/01/20 北とぴあ さくらホール 「立川談志一門会」
ミツル
立川志の吉 「初天神」
立川談春 「三方一両損」
<仲入り>
立川談笑 「片棒 改」
立川談志 「へっつい幽霊」
自宅からほど近い会場。
しかし仕事の帰りなので、たどり着くまで時間がかかることかかること。
7時開演なのに、到着したのは7時半でした。
開口一番は、千弗・平林・キウイかと思っていたのに、なんと志の吉さん。
残念無念、間に合いませんでした。
ロビーのテレビに映し出されていたのは、談春さん。
これも想定外。
1週間に二度、談春さんの「三方一両損」を聞きましたが、ホールの大きさで印象もちょっと違いました。(2階席だったし)
落語を生でたまにしか聴かないカンジのお客さんにうけること、うけること。
笑い声が絶えませんでした。
あっという間に仲入り。
休憩後、生の三味線の出囃子でディープ・パープル「スモーク・オン・ザ・ウォーター」が流れる。
立川談笑登場。
「お囃子さんが来ていたので頼んだけど、出にくいねぇ。」だって。
テレビの取材での面白い話にゲラゲラ笑う。
プークでやろうが大ホールでやろうが、この人の面白さには関係ないね。
「赤螺屋けちべえ」で「片棒」なのはわかったけど、まともにやらないのは当たり前。
長男の「金」は「おかま」、三男の「銅」は「コルシカ島出身のユダヤ人がおっかさん」。
あまりのバカバカしさにゲラゲラ笑いました。
(おじいさん、おばあさんは、どうだったのかしら。)
そしてお待ちかねの談志家元登場。
「風邪のひきはじめのようで、体がゾクゾクする。」とのこと。
「こういう季節に『芝浜』をやったら、どうなんだろうと思うんだけどね。」と
の言葉の後、ジョーク集をいくつか。
そして「『へっつい幽霊』をやろうかな」と。
力の抜けた軽い感じの家元もなかなかオツですね。
「雪が降るから、気をつけて帰れよ。」と、やさしい言葉を受けて家路に着きました。
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