06/01/25 よみうりホール「第16回 東西落語研鑽会」
ミツル
桂吉弥 「ふぐ鍋」
春風亭小朝 「試し酒」
桂春団治 「お玉牛」
<仲入り>
春風亭昇太 「時そば」
桂三枝 「くもんもん式学習塾」
「東西落語研鑽会」にはじめて行きました。
三代目春団治を、それも三列目で観ることが出来て、ホントよかった。
「このあとは、昇太さん、三枝さんをお楽しみに。ワタシは、ばかばかしいところを一席」といった途端、マクラも振らずに根多に入る。
「お玉牛」というのは、艶ばなしなんですね。
あの「おじいちゃん」から漂う色気。
ホントなんなんでしょう。
『名人芸』と一言では括れない何か。
凄かった。
幕が降りる間、頭を垂れてお辞儀をしている姿に感動を覚えました。
『春風亭昇太のオールナイトニッポン』で鶴瓶さんが言っていた「三代目は、昇太との二人会を熱望している。」が早く実現することを祈るばかりです。
吉弥さんは、吉朝師匠との思い出話もよかったし、「ふぐ鍋」という根多選びもよかった。
昇太さんは、マクラ12分、根多12分という配分で会場内ずっと爆笑の渦。
(「オレスタイル」で聴いたので、本当は別の根多がよかったのですが・・・)
『1分間に必ず1回笑わせる男』の三枝師匠の落語を生で聴くのは、「大銀座落語祭」以来2回目。
真の名人だと思いました。
本当に腹がよじれるほど笑った2時間半。
あっという間に時が過ぎました。
帰り道に気になったのは、昇太さんの「落語の稽古は、風呂場でしている。」との言葉。
ホントなんでしょうか?
冗談だと思ったのですが。
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