06/01/28 ひびきホール
「第136回長崎寄席 三太楼・白鳥二人会」
ミツル
橘ノ冨多葉 「転失気」
三遊亭白鳥 「お笑い落語体操」〜「スーパー寿限無」
柳家三太楼 「宿屋の富」
<仲入り>
柳家三太楼 「看板のピン」
鏡味正二郎 太神楽
三遊亭白鳥 「トキそば」
西武池袋線で池袋から二つ目の駅、東長崎の商店街の方々が開催しているという「長崎寄席」。
なぜこんな落語会までチェックしているかというと、今回ワタシが大好きな噺家の二人、白鳥&三太楼の二人会だったからなんです。
会場いっぱいのお客さんに(170名ぐらい)主催者も「こんなに人が集まったのは、はじめて」とビックリしていました。
(毎回来ているというおじいさん・おばあさん・おじさん・おばさんが多数でしたが・・・)
開口一番の後、ローリング・ストーンズのワッペンをつけた黄色い着物で白鳥登場。
近所だから自転車で会場にやって来て、途中銭湯に寄ったので、風邪ひいたとか。
「白鳥を観たことがある人は?」と挙手させて大半だったことを確認してから(ここまではメガネをかけていたから、ちゃんと見ていたと思う。)、「お笑い落語体操」に突入。
会場全員でやって、爆笑の渦。
お客さんのハートをつかんで、「スーパー寿限無」へ。
「『寿限無』の言い立てがちゃんと言えた。」って言って拍手をもらっているのをSWAの他のメンバーが見たら、どう思うかしら。
(しかし自分が作った「スーパー寿限無」の言い立ては、できませんでした。ハハハ。)
三太楼さんは、今日が41歳の誕生日。
「白鳥には、言いたいことが山ほどある。」と言ってマクラでボヤく。
三太楼さんが入門する前に権師匠を寄席で追っかけていた頃から出会いがあって、そして前座で入った時の一つ上の前座が白鳥さんだったとか。
「祝儀をよこせ」とか「回転寿司食い逃げ事件」とか色々なエピソードがあって、ホントおかしい。
三太楼さんの「宿屋の富」、本当に上手い。
陽気な噺で妙なクスグリも入れず笑わせるのは、若手では一番かしら。
仲入りでは、おみやげ抽選会がありました。(ワタシも当たりました!)
仲入り後、三太楼さんは「看板のピン」。
短い時間で爆笑させる絶品の根多。
表情が豊かでホント楽しい。
続いて正二郎さんの太神楽で会場大拍手。
そして最期に白鳥さん。
三太楼さんの「白鳥の『時そば』は、メチャメチャだ。」を受けて、『トキそば』へ。
(本当は「マキシム・ド・呑兵衛」をやるつもりだったらしい。)
腹がよじれるほど笑いました。(まともにやってもおかしいからね。)
9時20分に終演。
本当に楽しい会でした。
(打ち上げに行きたかったなぁ。)
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