●08/11/23 池袋演芸場「第11回 柳亭燕路独演会」
ミツル
柳亭市也 「子ほめ」
柳亭こみち「四段目」
柳亭燕路 「転宅」
あした順子ひろし 漫才
燕路、この人に聞く「漫才六十年あなたが師匠、私が大師匠」順子ひろし
<仲入り>
柳家小菊 粋曲
柳亭燕路 「芝浜」
噺家らしい噺家 柳亭燕路
黒紋付が似合う男 柳亭燕路
ポール・スチュアートの服が似合う男 柳亭燕路
楽しみにしていた燕路師匠の独演会です。
ネタ出しで「芝浜」です。
期待せずにいられるでしょうか?
燕路師匠の凄さに気がついたのは、寄席の代演で出てきて、15分間で笑わせるだけ笑わせて消えてしまう姿を見てからです。
その技は、本当に凄いです。
他の人なら20分以上かかる「転宅」だって、今日も笑わせるだけ笑わせて16分でサゲまで。
それでも聴きづらいなんていうことは、まったくありません。
順子ひろし先生は、国宝です。
ひろし先生は、86歳。
順子先生は、?歳。
「羞恥心」を唄い、踊る姿は、圧巻です。
どこまで芸に貪欲なんでしょう。
頭が下がります。
順子先生の衣装は、跳び箱柄のボディコンでした。
それだけで笑いました。
どこで売っているんでしょう?
そして「芝浜」です。
まったく他の人がするようなドラマ仕立てにすることなく、笑いどころもあって、最後にホロリ。
笑えるからこそ、泣けるんです。
やっぱり凄い!
柳亭燕路50歳
ただいま脂が乗っています。
百聞は一見にしかず。
「東京かわら版」で「燕路」の名前を探して、寄席で観てください。
好きになると思います。
(弟子のこみちも。)
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