●08/10/29 高円寺ちんとんしゃん
「第206回ちとしゃん亭」入船亭扇辰独演会
古希 滝澤清太郎
暮れなずむころ、我が家を出て「高円寺・ちんとんしゃん」に向かう・・・小雨降る最中に。
「入船亭扇辰独演会+柳家小寿々の会」に初めて参加しました。
扇辰師「悋気の独楽」
小寿々姐さん「都々逸」「さのさ」そして「木遣り節」
<中入り>
扇辰師「徂徠の豆腐」
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扇辰師
「悋気の独楽」では小僧とお内儀さんが割りない中になったら、尚、面白いかなぁなどと妄想しながら聴いていました、不謹慎ではありますが。
小寿々姐さん
流石「浄瑠璃」を学んでいる研究心旺盛の中での「木遣り」はお見事でした
(マイクを使う・使わないでは大差がありますことを実感させられました)
扇辰師
「徂徠の豆腐?」荻生徂徠のことを幕府の高官であると思っていたが、素浪人時代があったとは「目から鱗」の物語(元禄15年12月14日なる日付けが噺にでたとき、あっと思った。赤穂浪士の罪を問うた時に幕府高官に「喧嘩両成敗」を進言した事を・・・)
豆腐屋の屋号は失念したが地方から江戸に来た人々が首都を構成していることには違いない、オッチョコチョイで喧嘩っ早く人情にもろい特徴は脈々と繋がっている
(会場の「酒処・ちんとんしゃん」は音曲師・柳家紫文さんが営むお店です)
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