●08/11/8.土 三鷹星のホール「立川談春独演会“秋談春”」昼の部
まかしょ。
三鷹、星のホールの落語会は実にいい気持ちです。
会場のスペースが、落語を聴くのに最適。
お客さんのマナーも最良。
しかも、主催スタッフの応対がきめ細やかで最高。
開口一番は、小はるさんの「饅頭怖い」
言い間違えが多く、饅頭の食べ方がイマイチ。
前座さんには厳しすぎるかもしれませんが、
彼女に対しては期待が大きいだけに、
辛口になってしまいます。
談春師登場。
福岡県大牟田市の遺体取り違え事件のマクラから、「粗忽長屋」。
粗忽とは、状況判断が早すぎるというのが、立川流の教えのようです。
マクラを入れて30分の高座。
そのまま、軽くマクラを振り、下手で水分補給し「野ざらし」。
<仲入り>
「棒鱈」
今日の三席は、寄席でよくかかる演目。
全て笑わせてもらいました。
談春師はいつもの大ネタ2席の独演会からの脱却を試みたように思います。
志の輔師の独演会に飛び入りし、「宮戸川」、
白鳥ジャパンでは、残り時間7分で「紙入れ」に突入。
最近、談春師は短い演目に磨きをかけているように感じます。
いつの日か、定席の寄席で談春師を観てみたいと思いました。
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