|
05/07/03 千駄ケ谷国立能楽堂「志の輔こらぼ能楽どーや」
05/07/04 しもきた空間リバティ「繭から2.」
エリカ
狂言の「死神」が見たいのが一番の理由でした。
千駄ヶ谷の能楽堂ははじめてでした。
立派な建物で感動。舞台の柱の席に座った方は少しかわいそうでしたが。
木に囲まれた空間だからなのか、とても落ち着きました。
でも、失敗です。前日あまり寝てなかったせいで始まる前に居眠りしてしまって、、、、
志の輔さんの挨拶のときには目が覚めていましたが
狂言で眠くなってしまった、、、
しかし、内容はとてもわかりやすかったです。
今まで見た狂言の中で一番しっくりきました。
円生さんの「死神」を見て作られた狂言だそうなので昭和の作品なんですね。
狂言で「死」を取扱った作品は珍しいそうです。
最後は主人公が死んで死神が笑い続けて終わり。
狂言の後には狂言師の茂山七三五さんと対談
休憩後、雲龍さんの笛の演奏(すばらしかったです)
落語「徂徠豆腐」
3時間の会でした。私にとっては高価なチケットでしたが十分価値ある会でした。
志の輔さんはやはりすごいです。「徂徠豆腐」に感動。。。なんかしあわせえええ。。そんな志の輔さんの下で修行されてる志の吉さんの高座。観に行かねば!
「繭から2.」
久々の志の吉さんでした。
7:30からというのはギリギリ間に合う時間で助かります。
新作「セイフティーポール」この落語を聞いた後ポールを見るたんびにおもいだす。
あっ、このポールさん頭割れてる。。。。あっ、倒れてる、起こしてあげなきゃ!
にやにやしてる私って、、、あぶない、な、、、、。
神田京子さん、おそらく桂前助さん現在の柳家小蝠さんの会の前座でお見かけしたことがありました。
その時もかわいらしくて元気があって好いなあ、と思っていて覚えてました。
新作は京子さんくらいのお年の女性の恋バナpart1(題名忘れちゃいましたごめんなさい)
わかるわかるとうなずき、苦笑い、慰め笑い(主人公に、みんなに、自分に、、、)
これが笑いの効用かな。
落語が男性の視点で描かれ、男の人が笑っていたのが、
ちょうどひっくり返った感じがしました。
正直申しますと、ちょこっと年齢が上の女姓の噺家さんがやる落語だとリアリティーがなかったのです。
でも、最近春風亭鹿の子さんの高座を聞いたときにも京子さんと同じ感じがしました。
女の子の楽屋話みたいな。
後半
古典「青菜」鯉のあらいがおいしそうに見えたからでしょうか、あの日の夜、お刺身を食べる夢をみました。
30凸凹のお二人のちょうど中間1975年生まれ、30の私。
同世代のやる落語、講談、これからも楽しみです。
top |