国立演芸場 「SWAシャッフル」
銀座博品館劇場大銀座落語祭「熱海殺人事件」午後1時からの部
内幸町ホール 立川志らく「志らくのピン Part3 古典落語篇」
千駄ケ谷国立能楽堂「志の輔こらぼ能楽どーや」
  しもきた空間リバティ「繭から2.」
桐生市民文化会館小ホール 「神田山陽独演会」
大阪中井神社 「第56回中井神社 笑福亭松喬落語会」
高円寺円盤「ふちがみとふなとライブ」
両国シアターX(カイ)
コメディオンザボード「−新装「役者の仕事」−花も嵐も旅芝居」
新宿 プーク人形劇場 WAHAHA本舗 presents
「喰始のショービジネスの作り方」6thシーズンvol.28 
【構成.演出.司会進行】喰始
札幌道新ホール「立川志の輔独演会」
東京芸術劇場小ホール 林家たい平「たい平 未来予想図1」
しもきた空間リバティ「絹9」
サザンシアター「笑志真打ち挑戦公開ライブ」
上野・鈴本演芸場中席夜の部 三遊亭白鳥主任
新宿サザンシアター「立川笑志真打挑戦公開LIVE」
「ヨージ単独ライブ『ヨージ(モテたい部)ショー』」
お江戸日本橋亭 柳家喬太郎「喬太郎跳ねる・其の七」
イエス玉川独演会 永田町国立演芸場
しもきた空間リバティ「絹9」
新宿サザンシアター「立川笑志真打挑戦公開LIVE」
歌舞伎座「十八代目中村勘三郎襲名披露 五月大歌舞伎 昼の部」
新宿サザンシアター「立川笑志真打挑戦公開LIVE」
新宿サザンシアター「立川笑志真打挑戦公開LIVE」
池袋新文芸坐 立川志らく「志らくのピン part 第一回」

しもきた空間リバティ 「絹9」

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05/06/14 イエス玉川独演会 永田町国立演芸場
岡町高弥

やはりどうしてもイエス様のミサには吸い寄せられる。
6月14日、国立演芸場、イエス玉川独演会についつい足を運んでしまう。
開演前から場内は宴会風景、ほとんどがイエス様のお身内。
背広姿の義理で来たと思しきサラリーマンが多いこと多いこと。
まずは、イエス玉川が神父姿で登場し、「はっきりいって私よりすごい芸人は出ません。暇な芸人ばかり呼んでます。心配だなあ」といって昭和のいる・こいるが登場し場内のボルテージは一気に高まる。
いきなり、のいる・こいるとはびっくり。
当然ながら、「しょうがないしょうがない」ととぼけた名調子がうけるうける。
イエス玉川の漫談を挟んで紙切り名人、林家正楽現る。
初めて紙切りを目にしたお客さんも多いと見えて素朴な歓声があちこちで上がる。
後半はイエス玉川の浪曲。
この日はいつになく一万円札のおひねりが多く、浪曲に入るまで10万円は集まったのではないだろうか。
この大衆性、地に足のついた人気がイエス玉川の魅力であろうか。
お目当ての浪曲も「高崇谷(たかすうこく)」という珍しい演目。
名人ながらも貧乏絵師、崇谷が意地の張り合いの末、若君誕生祝いの老中のために「しょうき様」の絵を描いて稀代の名人と呼ばれるようになるという気持ちのいい話。
「偏屈な社長さんが私の客には多いから身につまされる浪曲をやりました」とはイエスならではの照れ隠し。
ここ最近にないほど気合の入ったイエス玉川渾身の浪曲を聴くことができた。
忙しくてもミサは行ってみるものと納得する。

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