05/06/06 新宿サザンシアター「立川笑志真打挑戦公開LIVE」
のりろん
落語界については、ほとんど知識がありません。
流派によって色々なのでしょうが、
私にとって、ある噺家さんが昇進するのは、いつの間にかそうなっていたという状況です。
今回は、その真打ちに上がるための昇進試験が見れるなんて!
ということで、興味がぐぐっとあがって見に来ました。
落語を楽しみながら、というよりも、どういったものならクリアするのか、はてさてこれで真打ちになれるのかと、生意気にも、吟味する視線をおくっていました。
講評では、山藤さんの「真打ちになってしまえば、その器になる〜」と言うことも、
談志さんの物足りないと言うことも、
両方ともそうだよな〜、と頷きつつ、
談志さんの発言からは、一つの集団をひきいる師匠という立場の責任というのか、
個人と師匠としてのジレンマみたいなものを感じました。
昇進!って言えたら楽だろうな、って。
印象的だったのは、山藤さんが「条件付で真打ちに〜」など、
昇進させましょうよ〜、という度に、お客さんがワーッと拍手をして、後押ししたことです。
その拍手の音のかんじが、やわらかくって。
私は、その時は拍手の加勢はしませんでした。
そして、舞台がおわって、最終的には、笑志さんの真打ち昇進はみとどけなきゃ、という気持ちです。
次回は拍手で応援してしまうかもなあ、と。
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