●2015/2/22.日 夜の部/鰹アルデンテ 日本橋三井ホール
「我らの時代、ラクゴアルデンテ10回記念」
あわあわ
白酒、兼好、百栄、一ノ輔の4名様は大好きな方々でもう名前を聞いただけでにんまり。
日本橋!COREDO!ということで出かける前からうきうきわくわく。
会場についてまずきれいな会場にうっとりしました。
開演時間まで1時間。久しぶりに会った友達と日本茶カフェでほんわか。
白酒さんはとつとつと、兼好さんははじけるサイダーのように、百栄さんはねっとりサスペンスまでどっかんどっかん。
意外だった噺は一之輔さん。
噺が始まってすぐにこれってもしかして…子別れ…。
実は20年くらい前、長女がまだ赤ちゃんで、6畳一間のナメクジやねずみの出る一軒家のはなれを間借りしていた頃、大喧嘩した時主人が志ん生のテープをかけて「聴いてみろ」といったその人情話でした。
その時私は「ふん、こんな話聞かせて何よ」と思いながら悔し涙をこぼしました。
今思えば全然分かってなかったけれど、あのお話の意味をずっと気になり考え続けることになっていました。その頃から落語を少しずつ聞き始め、、、あらためてまたここで一之輔さんの「子は鎹」を聞き、主人との思い出を思い返すことになりました。
私にとってまさにアルデンテな落語会でした。
最後に芯のあるもの、大変おいしゅうございました。
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