●2015/5/3.4.日月祝「渦35/謎渦、みどり渦」<渦35アンケートより>へ
シェイクスピアリアン
【謎渦】順不同。
小林のり一さん。
フリップで5年ぶりの出演と。私が観たのもそれ以来。
この5年の間、私は死にそうな病も。「死んだはずだよ〇〇さん」はお父さんの方。
5年前と同じネタ、テブ子ちゃんも5年たってちょっと汚れたかもだが、5年前と同じく、いや、あの時以上に大笑いさせられた。
バカバカしくインチキくさいのに古典だこりゃ、と思い知る。
追っかけたいが、路地でまかれそう。とりあえず、31日に浅草木馬亭ゲスト出演「邦楽夜会番外」に。
上野茂都さん。
兼業の片っぽだが、油断できない。油断させといて、兼業でも仕事ですと。
桜井ペペさん。
ベテランなのになんだか照れてました。「うますぎて申し訳ないっす」は浅草特有の照れ方か。
プロだけど怪しい。浅草行ってまた見てみようと思わせちゃうから。
滝川鯉八さん。
めんどくさそうなキャラでめんどくさそうな話。夫婦って大変らしいから、俺、やっぱ一人でいいわ。
ラブリー恩田さん。
脚立の高みからのほら話最高。年重ねるともっとインチキ度増すから。いいなあ。(ドジョウ掬いが落ちの方が自分にはしっくりくる。)
【みどり渦】
岡大介さん。
彼がどこまで今のスタンスでやれるのか。この国のバロメータ。
反発だけじゃなく、この国がいい国なのも教えてくれる。
おしどりさん。
このお二人、妙に色気がある。バロンさんやシルヴプレさんのオシャレ度の高さをカーテンコールで羨んでいたが、大阪のサービス精神とあのオシャレ度の同居は相当だ。
舞台の外でも戦っていて、本当にかっこいい夫婦だと思う。
バロンさん。
おしどりさんがすごい盛り上げ方をしたから、その後も客席は大勢の手拍子だったけど、ここはウクレレから羽のように軽いタップへの流れを楽しみたい。何度見ても、あの軽快さは大好きだ。
それだけに最後のパフォーマンス、おしゃれだけどほんとに私は怖かった。
タップの軽さが軍靴への流れにならないように。
声を出していかなければ。
シルヴプレさん。
あの愛らしくておしゃれな感じからの大爆笑はなんだろう。
昭和漫画なのだ。御夫婦で小津安二郎が好きだと聞いてなんだか納得したようなしないような。
いろんなものを蓄えて、そぎ落としたのだろう真っ白な衣装。外で鍛えた人はやっぱり強い。
モロ師岡さん+楠美津香さん
医者と患者の設定だが、台本最初の2,3行の頓珍漢なやりとりから、すぐ仲の悪い夫婦に展開するなとの予感は敵中。
夫はキレ、女房はキレ、キレキレ祭り。わっしょいわっしょい、もう大爆笑である。
それが夫婦というものなのか、チョンガーの私にはミステリーゾーン。
GW、今年はいい天候続きでしたが、気持ちはうらはら、日本も職場もどうなってんの?
観光地に行っても、事故やらなんやら、遠くで現実逃避するより、東京の下北で、腕のある芸人に時には転がされながら時には一緒に声をあげることの気持ちよさ。
その後の酒のうまかったこと。
表現者の日々戦ってる、声に出して自分のポリシーを持ってそこに立っている感じが勇気を与えてくれました。
本当にありがとうございました。また、お願いします。
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