●2015/12/25.金 北沢タウンホール
「高田文夫プロデュース/落語界うわさの真相」
岡町高弥
12月25日、一年の締め括りは、下北沢のタウンホールで高田文夫プロデュース「落語界うわさの真相」へ。
前半は、春風亭勢朝、昔昔亭桃太郎、三遊亭白鳥と新作が続いて後半は高田文夫司会で「落語界10大ニュース」。やはり、このメンバーで「10大ニュース」を振り返るのは楽しい。「談春下町ロケット、赤めだか」連続出演に始まって、次から次に止まらない。
「何で談春がニノで俺の役がラサール石井なんだよ」と言って高田文夫が笑いをとる。
「談志の遺言通り落語界は能狂言のようになってしまう」と心配する桃太郎。
「老いと格闘する円丈」の姿に皆衝撃をうけ、今年亡くなった米朝、圓蔵に思いをはせる。
桃太郎の「円鏡から何で圓蔵にしたのかね、明石家さんまが名前変えるか」というまっとうな意見に観客もうなずくばかり。
いつの間にか市馬会長が離婚していたり、市馬の後は誰になるかで大盛り上がり。
第一位は「志の輔紫綬褒章」。高田文夫の「師匠小さんが人間国宝で弟子が叙勲で自分が無冠って凄いな」に納得。
絶妙に仕切る高田文夫健在で何より。
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