深川江戸資料館
「第7回諸芸往来会 読み競べ!講談宝井三兄弟」
「劇」小劇場 グリング「旧歌」
横浜にぎわい座「ケーシー高峰と笑いの仲間」
イエスタデーエキスプレス
 「コラアゲンはいごうまん」ウィークリーライブ
鈴本上席夜の部 「トリ三遊亭白鳥」千秋楽
パルコ劇場「MIDSUMMER CAROL 
  〜ガマ王子VSザリガニ魔人〜」
なかの芸能小劇場「ペコちゃんあれやって!SP」
新宿ロフトプラスワン「バカ打ち上げ会場はこちら」
横浜にぎわい座「新作派による古典の会」
シアターアプル「空飛ぶ雲の上団五郎一座『キネマ作戦』」
「劇」小劇場「グリング」
鈴本演芸場上席(1-10日)夜席トリ出演三遊亭白鳥
鈴本演芸場上席夜の部 主任三遊亭白鳥
下北沢「劇」小劇場
シアターアプル「空飛ぶ雲の上団五郎一座『キネマ作戦』」
新宿明治安田生命ホール 「志の輔らくご 21世紀は21日」
「劇」小劇場 グリング「旧歌」【 じゃんけんみたい 】
花も実もあるパンク親父
国立演芸場「花形演芸会SPECIAL」
  平成15年度花形演芸大賞 受賞者の会
「みうらじゅんin 東京ドーム」 
  郷土LOVEってやつ。20時間ドームにいた。
千代田公会堂「柳家小三治独演会」
テレビ朝日「笑いの金メダルJr.くりぃむ杯」
お江戸日本橋亭「喬太郎跳ねる」其の六 喬太郎新作メドレー
しもきた空間リバティ「絹5」
歌舞伎座「十一代目市川海老蔵襲名披露 
  六月大歌舞伎 夜の部」

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7/7 イエスタデーエキスプレス
「コラアゲンはいごうまん」ウィークリーライブ

邪悪レモン

ワハハ本舗には劇団員以外の芸人セクションがあって、
あまり他では理解してもらえなさそうな、良くいうと個性的な芸人さんたちがそろっている。
個性的であるが故に好き嫌いはわかれるんだろうけども、まあそれはしかたないことで。
その中で、社長にして演出家の、喰始さんから「華がない」という御墨付きをもらっているという漫談家、コラアゲンはいごうまん。
ね、名前を聞くと面白くなさそうでしょ。
でもキワモノでもないのだ。
もともとは雨上がり決死隊を組む前の螢原さんとコンビだったという彼、
古巣ヨシモトに見切りをつけて、流れ着いたがワハハ本舗。
喰さんに廃人同様にされるまでダメ出しをされながらもくらいつき、
スタンダップノンフィクションというジャンルを確立する。
喰さんに与えられた課題を体験してそれを話す、ただそれだけなのだが、
この人、取材中に驚くような展開をひきあててくるのだ。
多分とてもマジメで不器用な人なんだろうけど、
それゆえに彼は、事件に巻き込まれ、助けられ、最終的には土産をもたされて生還してくる。
あ、ここまで書くの忘れてましたが、面白いんですよ。オモシロイ。
しかも、いままでムダにつかわれていたんだろう彼の話術、
話をたたみかけてゆくテクニック、これが生きている。
ちょっと情けなくて、いやかなり情けなくて笑わせて、
でちょっと感動したりする自分がまた情けないけれど、
鶴瓶師匠の後継者って言ったら言い過ぎかなあ、うん、それは言い過ぎだ。
今まで、2ヶ月に1回、「ショービジネスのつくりかた」で新作を発表していた彼が、
なんと週1回ネタおろしの会をはじめるというので、
七夕の夜、新宿のライブハウスに行ってみた。
ネタはストックから「宇宙」、そして盟友・ウクレレえいじさんコーナーをはさんで、
新作のお題は「新宿2丁目」。ゲイの巣窟とよばれるサウナへの体験取材。
それを下品でなく、でも情けなく、ペーソスたっぷりに語りあげる。
今まで色んなものを見てきたけど、伝説的な瞬間に立ち会ったと思ったね。
8月まで毎週やるというから、是非見てほしいなあ、みなさんに。
せっかく芽を出した実力派、このまま埋もれさせたくないんですよ。
8月25日までの毎週水曜20:00〜
新宿西口ヨドバシカメラ裏イエスタデーエキスプレス(03-3346-0696)にて。
あ、でも、この日の夜が一番面白かったりするかなあ。
本人にだけ敬称つけてないけど、まあいいか、コラアゲンだから、
そう思わされている私は、きっと彼の術中にはまっているのだろう。

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