●1977年〜、
タウン誌も編集してみた
●1993年下町演劇祭で、
お笑いライブをやってみた
●昇太真打ち記念本
●カレーライスの本
●ラ・ママ5周年
●マトモ芸・フシギ芸
●お席亭さんシリーズ1
●お席亭さんシリーズ2
●お席亭さんシリーズ3
●お席亭さんシリーズ4
●近藤志げる新聞掲載記事
●雑誌「アミューズ」掲載
●オピニオンマガジン
「ばんぶう」
●LB中州通信
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1992年というから、もう10年以上前、春風亭昇太さんが真打ちになりました。
春風亭柳昇師匠も、田ノ下のお父さんも御存命でありました。
かわいく真四角の真打ち記念冊子を編集いたしました。
果たして開演に間に合うかどうか、マリオンでの真打披露記念公演直前まで、
印刷屋さんの到着をドキドキしながら待っていたのを思い出します。
この冊子はカゼ(扇子の業界用語)とセットで販売されました。
昇太さんの許可を得て、ここにUP!
最後のページに、昇太はこんな告白をしています。
<僕ののんきは・・・>
真打昇進が決まってから、急に雑誌などに取材してもらうことが多くなった。
最近もいくつか受けたけれど、取材してくれる方は一様に僕から威勢のいい言葉が出て来ないので、困っていたようだ。
その傾向は、昇進の日が近づくにつれて強くなっている。
実際、僕が今度の昇進を初めて師匠から聞かされた時の正直な感想は「まいったなあ」だ。
静岡生まれのノンビリ男にはかなりのプレッシャーを感じる出来事なのだ。
そしてそのプレッシャーは今後ますます大きくなっていくような気がする。
先日、F1を初めて走った片山右京は
「走っているうちに、あまりにも自分に足りないところがはっきりしてイヤになってしまった。
途中でリタイヤしたほうが自分の力の限界を知らずにすんで幸福だったかも」
と語った。
僕は真打として高座に上がったとき、どんなことを考えるのだろうか。
僕ののんきはこの緊張よりも強いのだろうか。怖いし楽しみだ。
1992年3月7日深夜・自宅にて 春風亭昇太
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