06/5/16 銀座みゆき館劇場
「丸山おさむ芸能生活30周年記念リサイタルの、ようなものパート1」
岡町高弥
今年芸能生活30周年を迎える「丸山おさむリサイタル」へ駆けつける。
この日は豪華三部構成。
第一部は美空ひばりから舟木一夫、橋幸夫、西郷輝彦など元祖御三家まで、<歌>で時代を語っていくご存知「戦後歌謡史」。
第二部は浴衣姿のサラリーマンがぼやきながら森進一や和田アキ子の物真似をする「温泉係長」。
第三部はギターデュオのAサーキットとヴァイオリンのマグナム小林と競演し、さだまさし、松山千春や吉田拓郎など丸山おさむにしか出来ないフォークソングメドレーを披露してくれた。
歌のうまさが如何なく発揮されたフォークソングのメドレーをもっと聴きたかったがそれは贅沢というもの。
歌っても歌ってもまだまだ歌い足りない様子がひしひし伝わってきた。
故桜井長一郎や白山雅一直伝の本寸法の声帯模写から幅広いレパートリーの歌まねまで才能溢れる丸山おさむをもっと知らしめたい。
そんな思いに駆られた一夜であった。
top |