●2010/10/23.土 ROCKER ROOM in 池尻大橋 『Asahi Noboru Live Vol.5』
まさタロー
開場17時半 開演18時
出演:あさひのぼる、早川きょーじゅ(ゲスト)
スーパーなどで賑わう辻を少し入ったところに池尻大橋のライブハウス「ROCKER ROOM」はあった。
辻のほうとは対照的な路地裏はひっそりとしていた。
元チェッカーズのメンバーらもこのライブハウスに時おり立っているようだ。
本日の主人公は、浅草の東洋館などで活躍している芸人のあさひのぼるさんだ。
シンガーソングライターでもある氏のギター漫談によるお笑いと歌のライブがここで始まる。
「ベイビー・ブルース」の歌に乗せたウィットのきいたギター漫談でスタート。
あさひのぼるさんの「そうだろーみんなー」と掛け声で、観客が「そうだー」と声を返す、息のあったコールアンドレスポンスはみんなが元気になれる。
「人生泣いて笑って歌って生きて行く。」というコンセプトどおりだ。
大爆笑でまずのつかみはオッケー。
早川きょーじゅさんのヴァイオリンによる形態模写。
どこをどう間違ったのか芸人の道に迷いこんでしまった横浜国大卒の才人だ。
日常の些細な音から結婚披露宴のスピーチ(声)までヴァイオリンの音色で観客の想像力を余すことなくかき立ててくれる。
観客の誰もが笑いというより「おーっ」と感心の声が会場に沸いていた。
続いて歌のコーナーでたっぷり自身の珠玉4曲を熱唱。
あさひのぼるさんのギターと早川きょーじゅさんのヴァイオリンのセッションで奏でる『人間』。
そして、ソロの『どこで泣けばいい』、『チヨットだけの、、、』、『ドリーマー』の心にしみる三曲。
『ドリーマー』の前にMCで、先だってノーベル化学賞を獲ったおふたりを引き合いに出し、いくつになっても夢を見ることはいいことだとの発言していたが、本当にそのとおりだと思う。「そうだー」と言っておけばよかった。
最後はギター漫談『ベイビー・ブルース』再び。
あるあるネタだが、けっこうネタを関西芸人に使われている(パクられた?)のだそうだ。それだけネタの質が高いということなのだ。
元気なれた二時間でした。
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