●2010/10/3.日 浅草ヨーロー堂2階ホール『気狂いライブ』
まさタロー
開場12時半 開演13時
出演:快楽亭ブラック、元気いいぞう、大本営八表
いつ行ってもガヤガヤしている浅草だけども、なんとも味があって落ち着く場所だ。
『気狂いライブ』に行ってきた。
日曜は晴れ間がのぞきぽかぽか陽気。建設途中のスカイツリーが雷門通りからよく見える。
浅草ヨーロー堂は、老舗のレコード屋で浅草寺雷門から程近い。
レコード屋の二階がホールになっていてこれまた深い味わいがある。
並んでいるイスも肘掛け椅子、パイプ椅子、病院の待合室にあるような長椅子だったりと手作り風味で面白い。メインは演歌歌手たちの販促ライブを開催しているのだとか。
まずは大本営発表さん。
オフィス北野所属の芸人さん。普段は漫才コンビ・米粒写経で活動していて本名は居島一平さん。
ピンだと愛国心に燃えた大本営発表名義でほうぼうのライブに出没している。
放送禁止必至のネタのオンパレードだった。
フジテレビのお笑い番組『めちゃめちゃイケてる』の新メンバーオーディションのウラ話など、たっぷり1時間の漫談で、顔が笑いすぎて顔がひきつりっぱなしだった。
次は「 みんな〜元気?いいぞう〜いいぞう〜. まあ 生きていれば よしとする」でお馴染みの元気いいそうさん。
ウクレレ片手にオリジナル曲を熱唱!
途中、暴走して変顔で歌ったまま一階に降りてしまった。
店の外まで出ようとしたところ、お店オーナーにとがめられあえなく退却。まさしく狂気だ。
最後はコール&レスポンスでシメ。
「みんな〜元気?」「いいぞう〜いいぞう〜」!!!
「まあ 生きていれば よしとする」というのは名言だなあ。
最後は快楽亭ブラック師匠。
最初は元気いいぞうさんからウクレレを拝借して立ちながらの漫談。
アメリカ国旗デザインの着物は斬新すぎる。風刺はさすがブラック師。
続いて座布団に座して小噺の落語『紀州飛脚』を一席。
『紀州飛脚』は大阪の人間国宝の桂米朝師からじきじきに稽古をつけてもらったという。
あまり演る人もおらず、場所も限定される(?)と思うので珍しい一席だ。ありがたや、ありがたや。
下ネタなのでブラック師がアレンジしたと思いきや、そういう艶噺(ばればなし)だったのね。
ちょいとカルトなライブ2時間半だったけどかなりクイツキました。
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