東京ダイナマイトへ
神楽坂 毘沙門天善国寺
「半分ろくまく宴」vol.16 〜世を忍ぶ仮の姿〜
しもきた空間リバティ「絹5」
頑張れラジオ日本
五反田ロッキーという謎のライブハウス
「丸山おさむシークレットライブ」
●6/7しもきた空間リバティ「絹5」
新宿明治安田生命ホール
「SWAクリエイティブツアー vol.1」
新宿厚生年金会館 劇団☆新感線「髑髏城の七人」
鈴本演芸場「柳家小三治独演会」 
東京国際フォーラム
「立川談志独演会『知らねぇよ、そんな事ぁノ』」
6/1 しもきた空間リバティ「絹5」
5/30 鈴本演芸場夜席
6/2 しもきた空間リバティ「絹5」
5/25 よみうりホール「第八回東西落語研鑽会」
5/29群馬県桐生市 有鄰館「第七回 志の輔独演会」
5/22 有楽町よみうりホール「ニッポン放送 高田文夫のラジオビバリー昼ズ15周年ビッグコンサート」
5/21 青山劇場「浪人街」
脱「地下5階の芸」
小竹向原 春風舎アトリエ「ヤルタ会談」「忠臣蔵・OL編」
歌舞伎座の蘊蓄男    
イイノホール にっかんゴールデン試写会「スキャンダル」
5/15 有楽町朝日ホール「朝日名人会 青嵐篇」
5/14 なかのZRROホール「柳家小三治独演会」
5/12 青山円形劇場 劇団ダンダンブエノ「バナナがすきな人」
4/27 紀伊國屋ホール「寄席山藤亭 談志系宇宙」

| 1〜25 | 26〜50 | 51~75 | 76~100 | 101〜125 | 126〜150 | 150〜200 | 201〜225 | 226~250 | 251〜275 | 276〜300 | 301~325 | 326〜350 | 351〜375 | 376~400 | 400~425|

 

 


 
6/7,8 しもきた空間リバティ「絹5」
shou_chong

7日、8日と2日間拝見しました。
おそらくお察しのとおり、ゲストのお二方が目当てでした。
とはいえ、Aさん目当てで出かけ一緒に出ていたBさんのファンになる、
ということを繰り返している気の多い人間ですので、
若手のみなさんのコントも(それなりに)楽しみでした。
■ENBUゼミ選抜
微笑までいくのですが爆笑まではいかなかった。
英語教師=かっこいい、という設定なら、台詞の英語くらいはきざなくらいよい発音でないとリアリティがなくなってしまう。
これはほんの一例ですが、
もっと観客をだましてくれたら最後の落ちが生きるのになあ、と、もったいない気がしました。
■東京ダイナマイト
ありえない状況で予測不能の言動をする兄に冷静につっこむ弟。
その繰り返しなんだけど、しつこくならないところがセンスいいですね。
ただ、顔の怪我は額から血を流しているくらいでいいのでは?
観客が顔ばかり気になって会話に集中できなくなると損だと思うので。
なんてことを思ったのも、5日に古今亭菊朗さんの「首提灯」という噺を聴いたばかりだからでしょうか。
洗練された表現というものについて考えさせられました。
■THE GEESE&第三期コントアンサンブル
ENBUゼミもそうですが、こちらも今回だけの顔合わせのようですね。
だから、演技に少々ぎごちなさが残るのはいたしかたないのでしょう。
ネタはとても面白かった。
だから、もっと練習する時間があればもっと面白くなったはず。
■ペテカン
場慣れしている。演技がこなれている。ステージ上の動きがきれい。
登場人物一人一人にリアリティがある。
だから、観客のだれもが予測できる勘違いも大目に見られてしまう。
もちろんほんとはもっと変わった展開にしてくれたほうが楽しめるんだけど。
■松尾貴史さん
面白いニュースネタ、天気予報ネタは大好きです。
その昔、タモリさんの「オールナイトニッポン」に「NHKのツギハギニュース」というコーナーがありましたっけ。
リスナーがステキに編集したNHKニュースを流すのです。
「今日午前十時半頃ノノこれ以上の詳しいことはまだわかっておりません」なんて。
もちろん厳密には著作権かなにかに触れるので、NHKにバレタ時点で消滅しちゃいましたけど。
あと九十九一さんが「お笑いスター誕生」でなさっていた「天気予想」も思い出しました。
断定的な天気予報って、土曜ワイドで永さんに毎週からかわれている気象予報士の人、一度やってみたいんじゃないかなあ。
■本間しげるさん
自分は自由な精神の持ち主、と自信満々の女性。
娘の結婚相手になるであろう男性からケーキを受け取り、
「後で食べましょうね。食べたい人だけ」(正確な台詞は覚えてません)
と言うのがいいですねえ。
きっとこの男性は純朴なだけがとりえみたいな人で、
小さなケーキを何種類か取り揃え、なんて気はきかず、
ホールケーキを1個どーんと持ってきたのでしょうね。
それを食べたい人が食べたい分だけ切って食べるのでしょう。
「お嬢さんをください」という言葉に「うちの娘は物?」と機嫌をそこねたくせに、
自分も「そんな人に娘はあげられない」と言ってしまう。
軽井沢で無農薬野菜の運動をしていたくせに、
タバコは吸っている。
矛盾だらけ。
もっとも大概の人が矛盾だらけなんだけど、
たいていはそのだらしなさにどこかで気がついている。
でも、この女性は自分が正しいと信じこんでいる。
矛盾なんてあるわけないと思っている。
実際にこんな人が身近にいたらすごく不愉快でしょうね。
でも、本間さんが演じると不快感はなく、
笑いだけが残る。
さすがです!

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