6/7 しもきた空間リバティ「絹5」
大塚工
とても楽しかったです。
理屈抜きに笑えました。
特に英語の教師と漢文の教師のコントは最高でした。
あのコントを拝見して私はユニークな後輩のNを思い出しました。
Nは外国語が堪能で、いつか彼を紹介するときに
「N君は中国語・朝鮮語・ギリシャ語・モンゴル語ができます」
と言ったら、
「へえ、スワヒリ語もできます」
と言ってみんなを驚かせましたがあながち冗談ではなかったようです。
英語の先生が、「N君は英語以外の外国語はなんでもできるんだね」と妙な皮肉を言ったことがありました。
あるとき、英語のテストで、「次の文章を日本語に訳しなさい」という問題が出て、Nは英語の文章を全部漢文で訳したのでした。
英語の先生は彼を褒めるどころか、減点してしまいました。
Nの悔しがること。「あれは絶対に正しい。英語は漢文で訳した方が合理的だ」と譲りません。
私は彼を偉いと思いました。
現在Nは35歳を過ぎて大学に行き、すでに10年を経過しました。
大学院でモンゴル民族の研究をしています。
どんな業績を上げるかこれからが楽しみです。
あれ、コントの感想のつもりが、私の変な思い出話になってしまいましたが、
もしかしたら芝居やコントは、昔のことを思い出させてくれる力があるのかもしれません。
これからの若い諸君に益々期待したいですね。
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