●2012/12/24.25土日 しもきた空間リバティ「渦30/鉄渦8/ほぼ男渦」
じむ蝠
「鉄渦」は、観る前にも楽しみがありました。
千代田線に乗っていたら、4人家族(両親、小学校低学年風の兄弟)が乗ってきて、
いきなり弟君「わー、東急の最新のだぁ」と歓声。
車内を興味深そうに見まわすは、手すりを愛おしそうに撫でるは。
代々木上原での乗り換えも同じ列だったのですが、新宿方面ホームにとまる各駅停車を見るや「古い小田急の車両!」
他の3人はあまり興味がなく、ママが最低限の相槌を打っている程度。
勝手に、弟君を「ナオキくん」と命名して(もちろんダメじゃんさんの幼少時代を想像させるから)、
見るとはなしに見て「プチ渦」気分。
ひと渦で、ビフォーとアフター含めて三度美味しい「鉄渦」です(笑)
トップの駒次さんの都電女子(!)の落語、私、以前も聴いたことがあって、好きな噺。
三越前、室町…中央区在勤には、馴染みの場所に都電が走っていたことを想像するのも楽しく。
以前聴いたのは、おそらく下谷神社での落語会だったような。
お客さんはご町内の年配の方が多く、上野という土地柄もあって、共感をもって迎えられた駒次落語。
駒次さん目当てではなくて(失礼な!)行った会なのですが、駒次さんが出るとなると、
一層お得気分。
さらに「駒次さんいいでしょ?」と演芸友達に鼻高々に自慢もできて。
駒次落語は、バカバカしい展開なのに、ホロリとさせる場面があって、あと、基本、ロマンチックなとこが好きです。
もちろん、寒空はだかさんもダメじゃん小出さんもお気に入りで、
だから「鉄渦」は、私にとってはテッパン。
まだ、続けてくださるなら、次回は、今回来れなかった友人ともども伺います!!
翌日の「ほぼ男渦」。
紅一点の遠峰あこさんのチャーミングなこと!
もちろん「男渦」のツワモノ達の各自各様の舞台もよかったですが、この中にあって、鮮やかに魅力発揮は、あこさんの真骨頂。
ちょっと「ダメ男」風の間で、のびのびハツラツ(笑)
モロ師岡さんと作った「カッパ巻」の歌。
モロ・バージョンも聴きたくなったし、「およげタイヤキくん」ばりに大ヒットもしてもらいたい気分になっちゃいました。
ところで、今回もスタッフの方々がキビキビ、さすがでした。
スタッフの一人一人が職人技のよう…
あと、「渦」のチケットが毎回楽しみで、今回も可愛いシール(鉄渦は電車!)…あの大きさが、「しおり」にぴったり。
なくした頃(何かの本に挟まっているはず)にライブがあるのです。
PS. チケット制作者から
「チケットの感想ありがとうございます。嬉しいです(^-^)
大きすぎず小さすぎず、どんなお財布にも入るチケットにするように心がけています。」 |