木村万里 Wrote



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▲2003年1月上旬
カシオペア→データスリム→ジョルナダ→クリエ→紙の手帳


スケジュール帳、結局、紙の手帳にもどりました。
本屋さんでひどく気に入ったのを見つけました。
私の手帳遍歴はかなりのものがありますが、
近年はカシオの電子手帳カシオペアに始まって
これは大きすぎるよと
シチズンのデータスリム。
画面が暗すぎてよく見えないと
起動も早くキーボードもついてるハンドヘルドPCだ、これからは、と
ジョルナダ680へ。
製造廃止に反対する熱き人たちの心情を応援するつもりにもなって
かわいいかわいいジョルナダ。
すっかりヒューレットパッカードフアンに。
不親切な説明書の無粋さもかえって魅力的に感じられ。
指にかぼそき感触が残るキーボードは源氏物語の夕顔のはかなさにも似て。
しかし遅い変換。
それによく考えたら、私、外で文章を打つことなんてないじゃないと
突然気付き、やはり軽い方がいいと思い出したところへ
ソニーがクリエという新製品PDA。
まだ見ぬ製品をHPで眺めては、クリックして前から後ろから姿を想像。
くるくる回るお姿にうっとり。
なにがなんでもほしくなる。
ソニーからカウントダウンで優先予約とメールが来る。
カバーのデザインを投票させたりと、実にうまい戦略。
すっかりのせられて、いっときも早く手に入れたいとハアハア。
遅れたからと言って手に入らないわけでもないのに。
無事申し込みが終わり、でも、1週間納品が遅れる旨のメール。
この1週間が長い。
んなもんどうでもいいのに。
あのときの気分ってヘン。
で、やっと手にしたときの嬉しさったら。
ためつすがめつ。
でも、や、画面が暗い!
そうか、だから製品を店頭に並べずに先に予約を取ってしまったんだなと気付く。
ほどなく、画面が明るいクリエが新発売になった。
そりゃないよお。
でも、あのワクワクしたお楽しみ代だったのだと思いましょう。
で、結局、紙の手帳を見ながら、「ここんとこ」を記します。

4日TBSラジオ土曜ワイド永六輔その新世界 ラッキイ木村

いやはや驚きましたね。私がレポーター。
乙女探検隊のときの乙女平井麻枝子さんがいないのだった。
ラッキイ池田さんの代わりなのだった、早い話が。
どうなることやら、と不安いっぱい。
なんとかなるか、最近は咳も少なくなってきたし・・・
いざとなったらとゼリー状飲料水の飲み物袋みたいの持って行動開始。
書くのは好きだけど、頭の中と口が直結していないので
はがゆいったらありゃしない。
言おうと思ってたことは抜けるし
対応の間に失敗するし
あの言葉遣いはないだろうと
1コーナーごとに自分を叱責する。
でもしゃあないや、これで食ってくわけじゃないんだからと
無責任になれるところがラクチンだ。
昨晩の雨雪風とうってかわって
快晴でよかった。
目覚ましかけたのに二度寝して7時に目が覚める。
あわてて、ほんの化粧をして服を着て待機。
そうそう毎日新聞佐藤健さん記事を読んで、と。
ああ、時間がない、車の中だ。
もやがかかった道路。
昨日の雪がまだボンネットに残った車
氷がはった水たまりならぬ氷たまり
■第一現場の吉祥寺前進座の裏手にある養成所にすぐに着く。
長唄三味線「伝の会」がお稽古中という設定。
お正月だから三味の音をとお願いしてみました。
レポーターって、まずは聞いてる人にわかるように描写ができないと駄目なのよね、と
頭の中で文章を作る
ガンガン上ってく金属の古ぼけた階段、
20畳の板の間、
暖房代わりにガスのコックを全開にしてぼおぼお出る炎、
並ぶ稽古三味線、カタカナで書かれた稽古用のアイウエオカキクケコサシスセソ・・・、
そもそもは山本安英さんの寄付金によって復活した養成所、
中継電波が飛ぶように開け放たれた窓から冷たい風が入り込む
サキソホンを手に入ってきたかのような鉄九郎さん、
いつもリラックスな風を運んでくるふっくらした邦さん、
事務所古典空間森山さん。
ああ、玉置宏さんなら流れるような口調が出るだろうに。
いいのよ、素人で、とそりゃ開き直りもするけれど
それを言っちゃあおしまいなのよ。
発展はないのよ。
結局、頭の中で作ったこと一つも言えやしなかった。
子供に三味線に親しんでもらうように演奏したときの反応の話で押すことに。
近いライブ情報はきちんと伝えて第2現場へ。
いい音聞いてもらって気持ちはよかったと思うからまずはよし、と。
■方南通りに面した大宮八幡入り口あたりにJJポリマー3人。
え?どこでやるの?
デイスカウントショップの酒屋さんの前。
4日から店開きの張り紙がシャッターに。
「やってる途中にこのシャッター開いたりして」
と冗談を成田優介
「危ないから隣のクリーニング屋前にしよう」
クリーニング屋さんだったら、4日からは営業しなさそう。
と、小松酒店、ほんとにシャッターが開いておじさんが出て来た。
成田予言が的中。
将棋ネタをラジオ用に書き直してきたと、また練習する3人。
4分少しのを
「3分くらいになりませんかねえ」と無造作にTBS中田さん。
嘘!「そんなのできない!」とあわてて私。
よしき、肝を冷やす。
「ああ〜、びっくりしたあ〜」
コントは一言一句、間からセリフから吟味して作り込まれているもの。
いや、漫才もそうだけれど。
バラエテイ笑いを見慣れていると、そういうこととは露知らず、なんだろうな、
敵は味方にいたか、の気分。
そうだ、作り込みの笑いをわかってもらうには味方から身内からレクチャーしていかねばならんのだ。
マイク1本に向かって3人でコント。
女の頬をはたく場面で、思いっきり本気でよしきが圭太の頬をビシャリ。
小気味いい音が響いた。
ラジオでもいい音に聞こえたはず。
喫茶店での別れの会話と駆け引きを将棋の戦法分析になぞらえて
実況中継していくというコント。
受けた。
「聞いてると、練習してるのがよくわかりますね」と永さん。
彼ら1976年生まれ、と言おうと思っていて完璧に抜けてしまった。
悔しい。葉書でも買いておこう。
本がよくできてるというのは言えてよかった、満足。
文章も絵も描ける成田君、いい感じのよしき圭太くん、
パワーと礼節がある3人なのでなんとかブレイクさせたい若者たち。
■あわてて、第3現場、浦安へ。
高速道路凍結のため、入り口封鎖。
ちょっとあわてる。
間に合わないときは、すわさんの携帯からスタジオへ電話入れてもらってということにでもなるのかな、とチラリ。
「でも、やっぱりネコ車まわしてほしいですからねえ、せっかくですから」と中田さん。
当初の予定の店前はスペース小さすぎるのでやはり公園へ。
土の上だとまわしにくいらしい。
すわ親治、首をひねる。
懐かしくてブランコに乗ってみた。
子供が落ちたときの用心だろうか、ゴム製のマット状のものが埋め込まれていた。
ブランコを上にあげて、この土に埋め込まれたマット上でまわせそうの判断。
公園の鐘が12時を知らせると付近の犬がいっせいに声をあげだした。
こういうのが入ると面白いのになあ、と思う。
カッパ印のネコ車を探してと呼びかけ、
そしてすわさんのドキュメント「あの子はいらない」話でいくことに。
短い時間、たった一つ印象に残ることがあればいい。
この話はいつ聞いても、哀しく面白い。
すわ親治の笑いの原点だと思う。
大いに受ける。
孫が4人いる永さん、涙ぐむ。
すわ奥さんがいらして初対面。
かわいらしくてしっかりしてそうな人でした。
沖縄の人だけあって目がぱっちり。
家族が自分以外みんな男ってどういう感じなんだろう。
W受験の息子は今日も勉強してるのだろうか。
ゆっくりしたかったけれど、私はサトケンさんお葬式に天王台を目指す。
ラッキイ池田、三越劇場出演のため、お休み3週間。
その間、穴を埋めるのは、私とダメじゃん小出山陽
そろい踏みましたね、こりゃまた。
宣伝させてもらって、いろいろ実地の勉強ができて
この日の実体験は血となり肉となった。
声が丈夫ならいくらでもできるんですけどねえ。
この日いっぱいしゃべったら、夜、喉が痛かった。
声の出し方が下手なんだと思う。
喉の開き方のコツがあるんだろうなあ。
そういうの練習したことないもんねえ。


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