お笑い漂流記 130 2004 1 7 あけよう、笑いの壁 さまざまなカレンダーが届きます。大きすぎるのーは貼る場所がないなあと寝転んで、あ、みつけた!天井があいてた。 暮れからあかなくて困っていた椎茸旨煮瓶詰めは、宅配便のお兄さんに頼んだら、エイッとばかりにあいた。 毎秒、極めて規則的に動く「時間」にスペシャルな色をつけ、越すだの明けるだのと騒いでいる私ら。 そして、とりあえず、明けましておめでとう、と祝いあう私ら。 明かなかったらほんとに困る。 いつもペンギンお散歩写真を提供してくれている喪中高野ひろしさんから寒中見舞いメール。 「自他共に許す“歩くお正月”である私としましては、さしたる感慨もなく、“まぁいつもよりすこ〜しボンヤリしたかなぁ”という程度の日々でした。世の中は、相変わらずヘボイ感じで進みそうです。何が何でも儲けたい人と、何が何でも戦いたい人だけが元気な平成16年のようです。 そんな世間とは無関係に、この私、歩いて読んで見て笑って弾いてと、言語道断な非生産的暮らしを続ける所存であります」 笑ってガス抜きでもしなければやってけない普通じゃない世の中ですが、最近いただくお便りで多くなったのは、笑いのライブには興味なさそうな知り合いを誘って一緒に出かけたら、とても喜んでもらえて自分も一緒に嬉しかったというもの。 すすめた人の喜びは2倍になり、これを聞いた私の喜びは3倍になり、これを読む人の喜びは4倍に。 ちなみに、「彦いち喋りっぱなし」に2人で出かけた門前仲町の岩崎さんは「落語というか舞台公演全般をほとんど見ない友人を無理矢理連れて行きました。落語ではなく未知のトークというところに自分自身も一抹の不安を抱きつつ行ったのですが、落語のまくらをふくらませたような前半の市井の人の観察、後半のスライド付きユーコン川カヌー珍道中ともに楽しめました。特に野田さんおよびカヌーには前から興味があったので終わったとき、あれ、もう9時か、という感じでした。友人も大いに笑っていました。日常の中のおかしさを発見する観察眼とそれを面白く伝える表現力の融合が重要ですね」 ライブ常連者に告ぐ。 2004年、お誘い知り合いヒット数を増やしましょう。ヒットしたときの嬉しさは格別ですよ。数打つ中には的はずれもありますが、ひるまないで。いつかきっと。 さて、めったなことでは的ははずれないだろう「東西落語研鑽会」3月9日(火)有楽町よみうりホール6時半開演、チケットぴあ前売り開始は、1月17日(土)ですよ〜。出演は、染二、花緑、談志、志の輔、松喬。 ほんとは書きたくなかった。私がチケット取れなくなるもの。でも、常連じゃない人にもチャンスを!の趣旨からここにお知らせしておきます。 御健闘を祈りつつ・・・。 |
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