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有楽町よみうりホール「清水宏の1VS1100有楽町」

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●09/11/14.土 有楽町よみうりホール「清水宏の1VS1100有楽町」
パンジャ

「1100」はよみうりホールの座席数。
観客の方に「対決」するつもりはまったくないのだが、勝手に勝負を挑むのがこの人の特性だ。
外は前夜来の雨と風。先日の日比谷野音(雷雨)といい、本当にコイツは「嵐を呼ぶ男」だ。
たんなる雨男なだけかもしれんが。
入り口でチケットを受け取った後BICカメラをブラブラしてから入場。
見たところ定員に達してはいない様子で「1VS 782」くらい。
 
本人による場内アナウンスを経ていつものように客席後方から登場して開幕。
最初は中近東出身の噺家「三遊亭ハッサン(清水宏)」による「子別れ(下)」。
放蕩の末に妻子に逃げられた植木職人(?)男・松吉(?)が息子・亀吉と出会い、
その息子の手引でデニーズに勤める妻と再会して再び結ばれる話。
松吉の職業が途中から「植木職人」から「大工」に変わるのは仕込みなのかそれとも偶然か。
結局笑ってしまうのでどっちでもいいのだ。
 
つづいて三遊亭円丈師匠で「遙かなるたぬきうどん」。
足立区で「うどんや」を営む「長寿庵」がマッターホーンの頂で「たぬきうどん」が食いたいという常連客のために    道具一切を背負って欧州の最高峰に挑む。
扇子2本を駆使してマッターホルン北壁のブルーアイスに挑戦する様子が楽しい(笑)
三遊亭ハッサン(清水宏)との絡みがあるかと思いきやそのまま円丈師匠は袖へ下 がって お仲入りに。
なんだ。本当にただのゲストだったのか、と休憩を挟んで後編突入。
 
第二部はスケート経験皆無の清水宏が「フィギュア選手権」に挑む物語。
フィギュア・スケート界にプロはいない。
織田も高橋も真央もみなアマチュアなんだから立場は自分と同じ、と言う論法に一瞬納得してしまいそうになるが、もちろんそんなことはないのである。
日本スケート連盟にいきなり直電して挑むところから始まり、前半はとりあえず滑れるようになるために高田馬場シチズンボウルのスケート場でコーチしてもらう様子を再現。
まったく滑れない人が2週間で滑れるようになるわけもなく、中途半端な状態で「バッジ・テスト」と言われる認定試験に挑む。
「バッジ・テスト」は日本スケート連盟が各都道府県連盟に委託して行われる試験 で、いわばそろばんの昇級試験のようなモノか。
従ってその「初級」を受験するのは小・中学生が主。
その子供達に混じって「8の字」、「ハーフサークル」を(できないのに)演技する。
もちろん不合格。
最後に全部放り投げて終わる様子はいつもの通り。
終演後にその様子の「実録ビデオ」を上映するので観客は
「ホントにやったの!?」
「マジ?」
「バカじゃないのコイツ!?」
と、激しく納得するのだ。
この「実録ビデオ」がないと始まらない。
しかし「乗馬」も「登山」もそうだったけど、このビデオを撮っている人って有無を言わさず清水氏と行動を共にしなきゃいけないわけで、その苦労が忍ばれる。
ご苦労様です。
最後に何かあるかと思いきや、普通に終演。
笑いすぎた。

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