08/7/20.銀座博品館 大銀座落語祭
「柳家喬太郎と上方落語その1」
まかしょ。
開口一番は談春師のお弟子さん、こはるさんの「真田小僧」。
元々うまい人ですが、この日は出色の出来。
「昼下がりの情事、おせつの場合…」というフレーズを使い、場内は大爆笑に包まれました。
続いて登場した、たまさんが「一度も噛みませんでしたな」と驚くほど。
相乗効果というのか、たまさんは「東京の若いモンに負けてたまるか!」
とばかりに「胎児」でさらに大きな笑いを取りました。
喬太郎師は「ほんとのこというと」
彼の実家に遊びに来た彼女…
しかし、その彼女の兄弟には驚くべき秘密が…
その事実に父親は異常な反応。
場内は異様な興奮状態のまま仲入り。
福笑師の「絶体絶命」
急にもよおした女性がGSに駆け込むも、トイレは故障中。
なんともえげつないというか、凄まじい噺。
涙が出るほど笑いました。
福笑師恐るべし!
上方から送り込まれた最強の刺客です。
次に出てきた喬太郎師の最初の一言が最高!
「何をやればいいと思います?」
それはそうだ!
うんこの噺の後に…
「目には目を!」というチョイスもありましたが、「純情日記 横浜編」
トータルのバランスを考えた素晴らしい選択。
読後感はさわやかに!ということなのでしょう!
福笑師を談春師ではなく、
喬太郎師にぶつけた小朝プロデューサーの眼力に脱帽。
博品館は予想外の化学変化に包まれました。
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