有楽町 よみうりホール 「三遊亭歌之介独演会」
NHK「笑謝和 ワラシャワ」そして深夜テレビについて
NHK「笑謝和 ワラシャワ」
だるま食堂VSオオタスセリ=コント対決!その壱
なかの芸能小劇場「ヨージ単独ライブ」
東京・名古屋・仙台・焼津・三島・横浜
が〜まるちょば サイレントコメディー JAPAN TOUR 2007
●サザンシアター「風間の杜の落語会」二日目
NHK「ワラシャワ 笑謝和」収録
サザンシアター「風間の杜の落語会」
凪沢渋次プロデュース「ミセス・サプライズ」
グリング第15回公演 Get Back!
「絹17 スローフェッショナル。」3.4.日目
ザ・スズナリ「グリング第15回公演  Get Back !」
ナギプロパーティ「ミセス・サプライズ」
「絹17.スローフェッショナル。」3日目と4日目。
「絹17 スローフェッショナル。」4日目
「絹17 スローフェッショナル。」4日目
絹17スローフェッショナル 3日目
「晴れたら空に豆まいて」 「ニヤリと笑う、クスリと笑う」
春風亭栄助独演会「そんなに肉が食いたいかっ」
ざぶとん亭風流企画presents
「寒空はだかカラフルロスタイムショーvol.7」
絹17春風亭独演会 そんなに肉が食いたいかっ
銀座博品館「平成噺し座」夜の部
.銀座博品館劇場「吉原手引き草」を読む」
「直木賞受賞作・松井今朝子著作『吉原手引草』を読む」

バックナンバー







07/11/22.木 銀座博品館劇場
「直木賞受賞作・松井今朝子著作『吉原手引草』を読む」
不二才

いや〜〜〜、とても引き付けられる舞台でした。
まずは、原作の素晴らしさが推測される、とてもよく出来た台本だと思います。
三林京子さんは、さすがに役者らしく、役の演じわけが明確だったと思います。
引き手茶屋の内儀、遣手婆、そして男役の女衒等。
違いがきっちり表現されていました。
特に女衒役は、役の人間の大きさが表現されていて、「さすが」と思いながら観ていました。
談春さんは江戸言葉の軽みが、気持ち良かったです。
特に幇間はお手のものでしょう。はまり役でした。
ただ、役の演じ分けでは、少々はっきりしないところがありました。
指きり屋は女役、また、札差はお大尽。どの役も、幇間のような、普通の町人のような感じがありました。
札差は、今の時代に生きる僕には、その力の大きさは実感できませんが、今で言えば大銀行の頭取の感じでしょうか。そういう重みは感じられませんでした。役の違いが際立てば、更に良かったと思います。
吉原が舞台の朗読を観て、随分前に観た、小沢昭一さんの「唐来参和」を思い出しました。
それはまさに入神の演技でした。
今回のお二人の演技が更に練られて、再度上演されることを希望します。

 

top

Copyright (C) 2003 marishiro

 

inserted by FC2 system