06/12/26 紀伊國屋ホール
「笑いの人間交差点BY木村万里シャッフル
東京のゆるーい空の下、遊び心」
じむ福
悪天候の中、でかけるライブにハズレなし!
久しぶりに、このセオリー(!)を思い出しました。
帰り道、土砂降りの街を、栗コーダーカルテットの「絹のテーマ」(と勝手に命名。「絹13」でかかってた曲ですよね?)の鼻歌で、雨に唄えば心地よく…
予想以上に…あ、はるかに!…まるで、今日の大雨のように…あ、これは予想外か、どうも失礼いたしました…すっごく楽しいひとときでした!!!!!
こんなに素敵なライブ、どうもありがとうございました。
スライドの一文字一文字まで、楽しませていただきました。
仕事を途中で切り上げてきちゃった、というSさんは先週来ずっと仕事に追われていたらしく、開演前は暗い顔。
ほどなく、そのSさんの笑い声…開演前の仕事疲れか冴えない感じだったのが嘘のような、すっかりリラックスした笑い声に、私はなお一層、このライブ、すごいぞぉ!やったぁ!と勝手にガッツポーズな気分です。
もともと「万里シャッフル」にハズレなしですけど、今回は、いつもにまして、「もうこの方々しかない!」と思えるラインナップ。
「よくぞ、教えてくださった!」という珠玉の方々。
ライブ中はまったく思い至る暇なく、存分に満喫しており、紀伊国屋を出て、みんなと別れて(みんな、明日も仕事なんで、どこも寄らずに流れ解散)から、じわじわと…そして、「絹のテーマ」を心の中でハミングしながら、ブラボー、万里さん!!の想いが広がっていったのです。
とっても、いい気分の今年のライブ納めでした。
ありがとうございました。
今日、みーんなヨカッタですけど、もともとの一番のお目当て・前田隣さんが私のMVPでした。
エノケンの歌は、
祖父がよく鼻歌に、また、寝る前の子守唄、休日に朝寝坊している私を起こすのにとよく歌っていたのと、
車椅子姿の晩年ですが、エノケンを知っている世代なのと、
歌う隣師匠を見たのが初めてなのと、
それからこれはいつも感じてることですが、演芸反射神経のよさ、かっこよさ…
また、お昼に退院してきたばかりとか、30違う奥さんを、
「浅草の客はさぁ、『上?』って…俺が70なんだから、100歳でピアノひけるかよ」とか、
「漫談とかいわれるけど、俺は世間話師だから」とか、
話すことがいちいち大笑い。
しかも小気味がよく、ダンディ。
そりゃ、若い奥さん来ますねぇ。
とにかく、「来年もがんばる」なんて、心強いコメントも
聞けて、私、すっごく元気をいただきました。
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