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●2017/6/22.木 池袋演芸場「高度勢朝の会」
岡町高弥
春風亭勢朝のお馴染みの落語会。肩の凝らない江戸前の会だ。 柳家一九が歌うようにいい調子で「野ざらし」をやって、勢朝が生い立ちを存分に語る「源平勢朝記」。限りなく横道にそれながら笑いの渦を作っていく。 仲入り後、初音家左橋が偽の義太夫を聞かせる「豊竹屋」で客席の空気を変えて、勢朝が人情噺の「藪入り」で締める。 梅雨空のように湿っぽくならず、爽やかな落語だった。いつまでも続いてほしい会だ。
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