●2017/4/28.金 紀尾井小ホール「柳家小満んを扇辰・喬太郎がふたり占め」
岡町高弥
連休前夜、久しぶりに紀尾井小ホールに行くが小ぶりで音がよく心地よい。
入船亭扇辰がメロディーにのった「野ざらし」、柳家喬太郎が艷笑噺ともいうべき「宗漢」、小満んが珍しい「雁風呂」。三人三様の落語に唸る。
後半は、小満んを囲んだ藝談。噺の背景や思い出を聞き出し、なかなかに貴重な話ばかり。やはり、師匠の桂文楽の思い出が聞かせる。続けてほしい会だ。
喬太郎がイイノホールと思い込んで間違って行ってしまった話が妙に可笑しかった。
|