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笑いのかけら
情けのかけら

●2017/3/14.火 東京芸術劇場
「不信−彼女が嘘をつく理由Neighbors/作・演出、三谷幸喜」

 

岡町高弥

客席中央に作られたマンションの一室。
それを取り囲むように客席が設えてある。
極めて不穏な感じで落ち着かない。
お客さんの顔を互いに見ながら幕はあく。
たまたま、マンションの隣人同士になった段田安則、優香と栗原英雄、戸田恵子の二組の夫婦。
芝居は隣人への違和感が徐々に大きくなって圧迫されていく様を淡々と見せてくれる。
段田安則が冒頭、「雨上がりの動物園の臭いがする」と言って鼻をおさえた隣人の家の異臭はただの臭いではなかった。戸田恵子は繊細でどこかエキセントリック。
万引きをする戸田を見つけた優香は段田を通じて栗原の耳に入れる。戸田の窃盗癖クレプトマニアは治らず、どんどんおかしくなっていくばかり。
一つの嘘を隠そうとして、嘘が嘘を呼び、やがて嘘を正当化しようとしなくてもいい過ちを繰り返す。その姿があまりに滑稽で笑ってしまう。
三谷幸喜はそのあたりの人間の愚かさ浅ましさをさらりと描くのがやはりうまい。
喜劇と悲劇は紙一重だ。戸田恵子の不安定な心情、真田丸で見せた栗原英雄の美声と堂々とした芝居、段田安則の小心ぶりと優香の二面性をもったしたたかな可愛さ。
役者がみな役をきちんと生きていたから芝居に嘘がない。
サスペンスともコメディともつかない不思議な後味。
三谷幸喜の新境地を見たような意欲作であった。

 

 

 

 

 


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