まりしろ まりしろ まりしろ まりしろ まりしろ まりしろ まりしろ まりしろ まりしろ まりしろ まりしろ まりしろ まりしろ まりしろ


2016/01/08.記
2015/11/10.記
2015/11/04.記
2015/06/21.記
2015/06/08.記
2015/04/15.記
2015/04/14.記
2015/04/11.記
2015/04/08.記
2015/04/06.記
2015/04/03.記
2014/06/25.記
2014/06/23.記
2013/11/22.記
2013/11/21.記
2013/05/07.記
2013/04/06.記
2013/03/28.記
2013/03/17.記
2013/03/10.記
2013/02/28.記
2013/01/25.記

玉川奈々幅、沢村豊子、不思議な打ち合わせ風景
柴草玲の腸ネクタイ
ライブ終了、お三人、三世代。
 

入谷で歌とピアノと三味線とアコーディオンと浪曲と●2013/3/17.記

わりと強く意識して生きて来た方なのですが、いよいよもって、平均寿命を考えると、死ぬ前にやっておかねばならぬこと、を今まで以上により強く意識して動かざるをえない。
まわりで知り合いが鬼籍に入る(キセキニイル、知ってる単語、使いたかった)のを見るにつけ身近になるあの世。
お迎えの日まで。
「お迎え」いい言葉だなあ。
「寿命が尽きる」いい響き。

いま、小さいライブハウスが面白い。
みな、どうやって食ってんだろうと心配になるが、好き者どうしが集まって濃密な関係がつくられていく。
氏素性はわからずとも、どこからか集まってくる人々。
演者の知り合い、スタッフの知り合い、スペースの常連さん、偶然芋づる式に情報に出くわしてクンクン嗅ぎ付けて集う人々。
ネットが日常生活に入り込んで来たからこそ、より可能になったライブめぐり。
こんなに楽しい時代は未だかってなかったね。

東京の西に住んでいると東は遠く、いくつも乗り換えて、入谷のなってるハウスへ。
http://members.jcom.home.ne.jp/knuttelhouse/
すでに「合羽橋演芸ホール」と名付けられた会は11回目。
玉川奈々福さんが「爆音浪曲を聴く会」と名付けて、昔の浪曲師の声を聴くマニアックな会をここで続けてらした。
http://tamamiho55.seesaa.net/archives/20130315-1.html
毎度チェックはしていて地団駄踏んでいたのだけど、なかなか出向けずにいて、今回は渦にも御出演いただいてる柴草玲さんと共演となれば、すわっと駆けつけました。iPadmini片手に下町特有の広—い道路を進みます。
交番みつけたけど自力でGO!
「半信半疑で着きました」と玲さんが舞台のマクラ(?!)で言った通り、夜の入谷はものさびしく、ほんとに着くんだろうかと心細くなりながら、勇躍、会場をめざします。
着いてみれば知った顔、顔、顔。
渦チラシ受け渡しも兼ね、奈々福さんに浪曲資料の教えも請い、店のマスターに渦チラシを置いてくださるお礼も言い、4/1成城ホール「志の輔らくごあっぱれPLUS」に出てもらう玲さんと打ち合わせもし、あれこれ用事と遊びを循環させつつ渦は動きます。
ピアノとアコーディオンで玲節炸裂。
http://shibakusa.exblog.jp
上手に書いてはあるけれどやけに可笑しいスパムメールのことを即興で歌ったり、ベランダで干してあったカツラをカラスに盗まれそうになった日誌トークやら、ラストはアコパフォーマンス「ひとりの第九」、フロイデ!自我の解放。みなでハイホーハイホー、ジガジガジガと唱和。
柴草玲初の浪曲ファン、奈々福初の柴草ファン、が入り交じって、そこはそれ、芸、表現、を見るのに慣れている方々だからとっても良好な空気が流れ、舞台と客席一体となってことが進みます。
久米仙お湯割りを2杯いただきました。
渦工作員、渦スタッフ、遠峰あこさん、大手食品会社の方に、切り絵の柳家松太郎さん http://bbfuji.jp/kirie.html は浪曲の始まりと終わりに身がひきしまる柝(き)をチョーンと入れる役割。
前日末広亭ロケット団定例集会で見かけたカチントさん、宇都宮からやってきたTwitter仲間のサササボーさん、玲さんやあこさんを教えてくれたIT先生、山田晃士19周年渋谷DUOで物販を手伝ってた心優しき女性やら多士済々な面々が客席で一緒に空間をつくります。
後半は、沢村豊子おっしょさんが三味線片手に椅子に座れば、白地に大きい金魚が描かれたテーブル掛けまぶしい舞台に奈々福さんがきりっと登場。
前半をお客になって見ていたならば声が上の方まであがってしまっているので下へ落とすまでおしゃべりしますと、会場のこと、いままでの会の経緯など説明しながら客席を玲ワールドからナチュラルにもどしていきます。
豊子師匠は、玲さん舞台を見てて「浪曲と一緒だね」の名言を吐かれたとか。
なるほどそうだ、演奏があって、セリフがあって、歌があって、ドラマがあっての玲節です。
奈々福さんは、女だてらに「千人斬り」をした新作浪曲「悲願千人斬りの女」。
伝統スタイル、浪曲はまことによくできている。
声を張る箇所、一息つく箇所、テンポを出す箇所、歌う箇所、セリフの箇所、そこここに豊子師匠の三味と合いの手が入り、奈々福さんの唸りと相まって否が応でも盛り上がる。
さあ、千人までどういくかと期待させつつ、「ちょうど時間になりました〜」と終わるこのしめかたは一体誰がつくったんだろか。浪曲師みんなでこのアイデアに足を向けては寝られない。
どろどろした千人斬りじゃなく、さっぱりと男を斬り、目的が成就した折にはみなさんにお赤飯を配ったという豪の者伝説。
いま、男より女が元気なように見える時代だから、こういうのどしどし見せて行かねばね。
芸、芸人はときとしてこの世を明るくする、こんなふうに好きな事して生きることも可能だよ、とそこに居るだけで勇気を与えるよね。
そうそう、書いていて思い出した。
連載原稿をお願いしていたころ、韓国にいた山口昌男さんから朝8時に興奮した声で電話があって、「浪曲のルーツをみつけたぞ!」。パンソリという言葉を初めて聴いた朝でした。
また道化ファンだった山口さん。
山田晃士さんは「歌うたいという道化師」と自己紹介。
どうしようもなくなったとき、こりゃとぼけていくしか方法はないぜ、と思ったものだったが、そうか、トボケは道化なんだなあ。

TOP

過去の日記へ



このHPは、リンクフリーです。ご自由にどうぞ。


Copyright (C) 2013 marishiro 


inserted by FC2 system